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PGI Workstation/Server 2010
for Windows版 インストール方法
ソフテックは、PGI 製品の公認正規代理店です


PGI Workstation/Server 2010 for Windows(R)

ここでは、PGI Workstation/Server 2010 for Windows(R)のインストール方法について説明します。PGI 2010 は、従来のバージョン番号の慣習で言うと PGI 10.0 に相当します。なお、以下の作業はシステム管理者権限で行ってください。なお、Windows(R) 版のプレビューバージョンをインストールしていた場合は、これを予めアンインストールしてください。


<< PGI Workstation/Server for Windows(R)概要

STEP 0 : Webアカウントの確認とその有効化


● PGI Webアカウントの事前確認(新規購入のお客様)

PGI 製品ライセンスを新規に購入したお客様には、購入時のユーザ情報にもとづいて、PGI 社のライセンス管理用の Web アカウントが自動的に作成されております。このアカウント名は、登録ユーザの電子メールアドレスとなっており、本アカウントを最初に使用する前に、「アカウントの有効化(アクティベーション)」が必要です。試用版を使用する場合も事前に Webアカウントの取得とその有効化が必要です。
PGI コンパイラをインストールする前に、必ず、ご自身のWebアカウントの有効化を行ってください。PGI リリース 8.0 から、インストール中に、新規ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップができるようになりました (Windows版のみ)。この手続きは、購入したお客様のWebアカウントが既に有効化されていなければできません。なお、インストール中にこうしたライセンスキーファイルの自動取得を行わずに、従来通り、別途、ご自身で PGI 社のWebサイトから入手する方法もできます。
アカウントの有効化(アクティベーション)に関しては、弊社Webサイトにて、説明しておりますのでご参照ください。アカウントの有効化した後、改めてログインできるかどうかをご確認して下さい。


● 現在使用中のお客様(バージョンアップを行うお客様)の場合

現在、すでに PGI 製品ライセンス(Windows版以外のライセンスも含む)を有しており、コンパイラをお使いのお客様は PGI 社のライセンス管理用のWeb アカウントを既にお持ちになっております。したがって、上記で述べたアカウントの有効化の作業は一切必要ありません。
また、上述のようにWindows版 PGI リリース8.0 から、インストール中に、ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップができるようになりました。これは、すでに過去のバージョン用にライセンスキーを取得している場合でも、サブスクリプション有効のお客様は、新バージョンのライセンスキーの自動取得とライセンス管理マネージャのセットアップが可能となっております。万が一、何らかの問題で、自動ライセンスキーのセットアップができないような場合でも、従来通り、手動でライセンスキーの取得とセットが可能です。従っ て、インストール中にこうした「セットアップ時のエラー」が生じた場合でも、この自動ライセンスキーの設定作業は、PGIソフトウェアの実装が終了した後の手続きとなっていますので、PGIインストール自体は正常に終了しております。ご安心下さい。PGIソフトウェアのインストールのスクリプトが終了して から、再度、オフラインで、ライセンスキーの取得を行って下さい。 バージョンアップを行う場合の新リリース用のライセンスキーの取得は、別途、PGI社のライセンス管理用のWeb サイトにログインしていただき、新バージョン用のライセンスキーを入手してください。このキーをC:\Program files\PGI\license.datファイルに上書きしてください。

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STEP 1 : インストール前の留意事項


● 以前のバージョンをインストールしてある場合の注意

以前のバージョンをインストールしてある場合、過去のバージョンを必要としない場合は、アンインストールすることを推奨します。但し、アンインストールをせずに、過去のバージョンを保持することもできます。アンインストールは、Windows の「コントロールパネル」の中の「アプリケーションの追加と削除」、Vista上では「プログラムと機能」で行うことが可能です。
過去のバージョンをインストールしてある場合は、PGIコンパイラをインストールを行ったディレクトリの配下に license.dat がセットされております。このファイルを予め、licence.backup 等の名前に変更し、この license.dat 名のファイルを必ず削除してください

(デフォルトのインストールディレクトリ)
 C:\Program Files\PGI\license.dat (このファイルを削除するか、別名にしてください)


● PGI Workstation/Server インストール時のディレクトリ構造
  • Win32 環境での デフォルト・インストーレーション・ディレクトリ
      %SYSTEMDRIVE%\Program Files\PGI\win32\10.0\

  • Win64 環境での デフォルト・インストーレーション・ディレクトリ
      %SYSTEMDRIVE%\Program Files\PGI\win64\10.0\      (64ビットモード)
      %SYSTEMDRIVE%\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\  (32ビットモード)
              ※ %SYSTEMDRIVE% は一般に、Cドライブです。
              ※ 10.0 は「バージョン番号」です。

  • さらに三つのディレクトリ ( Micorsoft Open Tools、cygwin、FLEXlm )が生成されます
      %SYSTEMDRIVE%\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9
      %SYSTEMDRIVE%\cygwin
      %SYSTEMDRIVE%\Program Files\PGI\flexlm (ライセンス管理マネージャ)


Win64 上でのインストールされるファイルの場所とそのイメージ

デイレクトリ名 内容
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\bin
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\bin
PGI Workstation 10.0 コンパイラ、ツールのバイナリ
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\lib
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\lib
PGI Workstation 10.0 コンパイラ、ツールのライブラリ
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\include
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\include
PGI Workstation 10.0 ヘッダーファイル
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\REDIST
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\REDIST
再配布用の PGI ランタイムライブラリ
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\doc
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\doc
ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win64\10.0\man
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\10.0\man
コマンドの man ページ
C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9 Microsoft ツール群
C:\cygwin Cygwin ツール群(Bashシェル環境とコマンド群)
   ※ 上記は、PGI10.0 バージョンをインストールした場合のパス名です

Win32 上でのインストールされるファイルの場所とそのイメージ

デイレクトリ名 内容
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\bin PGI Workstation 10.0 コンパイラ、ツールのバイナリ
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\lib PGI Workstation 10.0 コンパイラ、ツールのライブラリ
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\include PGI Workstation 10.0 ヘッダーファイル
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\REDIST 再配布用の PGI ランタイムライブラリ
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\doc ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win32\10.0\man コマンドの man ページ
C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9 Microsoft ツール群
C:\cygwin Cygwin ツール群(Bashシェル環境とコマンド群)

   ※ 上記は、PGI10.0 バージョンをインストールした場合のパス名です

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STEP 2 : PGI Compiler for Windows のダウンロード

PGI Workstation/Server for Windows 用のソフトウェアは以下のポイントからダウンロード可能です。ソフトウェアは、Windows 32ビット専用版製品(pgiws-***.exe)、あるいは、Windows 64ビット製品 (pgiwsx64-***.exe) です。該当するソフトウェアをダウンロードしてください。

なお、「32ビット/64ビット製品ライセンス」をご購入いただいた場合、32ビット Windows 上でも、64ビット Windows x64 上でも利用可能ですが、32ビット Windows 上にインストールする場合は、「32ビットWindows 専用ソフトウェア」をダウンロードしてインストールしてください。

 Download PGI Workstation/Server for Windows 
 
 ・32ビット Windows へのインストールの場合は、こちらのソフトウェア
 ・64ビット Windows x64へのインストールの場合は、こちらのソフトウェア

STEP 3 : PGI Windows(R) 版のインストール

「管理者」権限でシステムにログオンしてください。ダウンロードした自己解凍形式の pgiws-***.exe(32bit専用)、あるいはpgiwsx64-***.exe (32bit/64bit用) ファイルをダブルクリックすることで、インストールが開始されます。ウィザードに従って、インストール手続きをお進めください。

ウィザード画面は、以下の順番で進行します。

  • PGI License Agreemnet の使用許諾確認
  • ACMLライブラリのインストールの可否と使用許諾確認
  • ユーザ情報入力(名前、会社名)
  • インストールするディレクトリ名の確認(32/64ビットの場合は、64ビット用と32ビット用の二つのディレクトリ名を確認する)
  • PGI のデバッガ、プロファイラのツールでは、Java Runtime Environment (JRE) を使用します。すでに、システムにJRE がインストールされていない場合、JREをインストールするかどうかの確認が行われます。システムにインストールされていない場合は、インストールしてください。
  • Cygwin 環境が存在しない場合、Cygwin (Bashシェル環境ユーティリティ)のインストールを行うかの確認が行われます。インストールしてください。
  • コンパイル時にオブジェクトの一次的な中間ファイル使用するフォルダを指定します。デフォルトは、C:¥temp です。指定されたフォルダは存在しなければ自動的に作成されます。
  • Windowsシステム上に登録される「プログラムフォルダ名」の確認
  • デスクトップ上にショートカットを作成するかの確認

● ライセンスキーファイルの自動取得手続き


インストールは引き続き行われ、以降の手続きは、ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップとなります。この手続きは、購入したお客様のWebアカウントが既に有効化されていなければいけません。
ライセンスキーの自動取得とセットアップの方法に関しては、「PGIライセンスキーの自動取得の方法」に詳しく説明しております。

なお、以降の手続きは、改めて行うこともできます。Windowsの「スタート」->「すべてのプログラム」->「PGI Workstation 10.0」->「PGI Workstation Tools」->「License Generation」を選択しますと、本項の説明の「License Generation」ダイアログが現れます。

「新規購入のお客様」のみ、「はい」を選択してください。もし、インターネットに接続できない環境の場合は、「いいえ」として、インストール後、別のシステムからWebアカウントでPGIサイトにログインして、ライセンスキーを取得してください)。


これ以降、ライセンスセットアップ手続きとなります。「Next」を押して下さい。


Webアカウント名(登録した電子メールアドレス)とパスワードを入力してください。「Next」を押して下さい。

その後、お客様が購入しているライセンス製品のリスト表示の画面に移行します。「Permanent License」をチェックし、「Please select a PIN」をクリックすると購入製品のリストがプルダウンします。当該製品ライセンス PIN を選択し「Next」を押して下さい。(試用ライセンスを使用する場合は、Two Week Trail License」を選択します。)


ライセンス使用許諾書を確認してください。



以下のメッセージ(一例)によって、C:\Program files\PGI\license.dat の設置と、PGI License Managerというライセンス管理デーモンを自動的にスタートさせます。

次に、ライセンスの取得方法を改めて説明するダイアログ等が出てインストールが終了します。

以上で、インストールが終了しました。

新規に購入したライセンスにおいては、以上の作業で、コンパイラのインストール並びに、ライセンスファイルの設置、ライセンス管理マネージャのセットと自動起動のすべての作業が終了します。
STEP 4 以降の手続きは行わなくてもよいです。コンパイラを使用できる状態となります。


デスクトップ画面上に、「PGI Workstation」と言うアイコンが現れます。次に、このアイコンをクリックすると、以下のような PGI コマンド・プロンプト(ウィンドウ)が現れます。このウィンドウのサイズ等の「プロパティ」を変更するには、ウィンドウ上部(青地)にカーソルを置き、右クリックで下記のようなプルダウンメニューが現れますので、この中の「プロパティ」で変更してください。

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STEP 4 : 正規ライセンスキーの取得(手動取得の場合)

これ以降の説明は、別途ライセンスキーを手動で取得する方法を述べたものです。(ライセンスの自動取得ができなかった方用)

正式ライセンスキーの取得の際は、PGI 顧客サポート・サイトにログインします。Webブラウザにて、下記PGI 社のサイトにアクセスして、お客様個人用の Web アカウントID とパスワードを入力してください。ログイン後、メニューに従い、ライセンスキーの発行のための操作を行ってください。この方法については、こちらの「PGI コンパイラ・ライセンスの発行」をご覧ください。


新規に、ライセンスキーを別途取得する方法に関しては、「PGI コンパイラ・ライセンスの発行」をご覧ください。
「バージョンアップの目的」の方は、こちらをご覧いただき、新しいライセンスキーを取得してください。

以上の手続きを行いますと、ライセンス表示画面にライセンス・キーが表示されます。この内容を copy & paste して、PGI コンパイラをインストールした Windows システム上のインストール・ディレクトリ(例: C:\Program Files\PGI )下の license.dat の内容を全て書き換えてください。


license.dat の一行目(SERVER 行)に、マシンのホスト名(以下のサンプルでは HPC-PENTIUMD と言うホスト名)が明記されていることを確認してください。二行目(DAEMON 行)以降は変更しないでください。
以下の <hostname> が異なっている場合は、実際のホスト名に変更してください。以上で、正式ライセンスの取得と設定は終了です。

ファイル名:C:\Program Files\PGI\license.dat

【取得後のサンプル例】

SERVER <hostname> <hostid> 27000
DAEMON pgroupd
 (省略)

--------------(以下は、変更した例)----------------------

  SERVER HPC-PENTIUMD <hostid> 27000 
  DAEMON行以降は変更しない

【 Windows上の hostname
Window のインストール時に、コンピュータのホスト名を定義したはずですが、この名称は、以下の画面で確認できます。「コントロールパネル」 --> 「システム」 --> 「コンピュータ名」 を開くと、以下のような画面が現れ、この中の「コンピュータ名」が hostname となります。これをそのまま、ご使用ください。


あるいは、PGI Workstation のコマンド・プロンプト画面を起動し、その中で Linux のコマンドである、'hostname' を実行すると表示されます。

 PGI$ hostname
 HPC-PENTIUMD

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STEP 5 : FLEXlm ライセンスマネージャの起動

ライセンスを管理する FLEXlm マネージャを開始する手続きを行います。一般には、マシンの再起動後に、自動的に FLEXlm マネージャを立ち上がるようになっています。マシンを再起動するか、あるいは、以下の方法で明示的に起動させます。

Windows の「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」を起動します。管理ツールを起動した後、以下のような画面が現れますので、この中の「サービス」をクリックし、その画面を出します。

以下の画面は、Windows システムの「サービス」の開始、終了、再起動をコントロールするものです。この中に、「PGI License Server 」と言う名称のサービスがありますので、それをクリックして選択します。その際、以下のような画面となりますので、「サービスの開始」をクリックし実行してください。これによって、ライセンス管理マネージャ起動し、PGIコンパイラを使用することが出来ます。

以上で、PGI コンパイラのインストールとライセンスの設定は終了です。これ以降、正規ライセンスでご利用になれます。

(FLEXlmライセンスマネージャ関連のトラブル・シューティング)
PGI コンパイラを使用する際に、以下のようなエラーメッセージが現れた場合、license.dat が設定されていないか、上記の FLEXlm マネージャが起動していないことが考えれれます。正規ライセンスファイルが、C:\Program files\PGI\license.dat に設定されているか、また、FLEXlm マネージャが動作しているかをご確認ください。

PGI$ pgf90  test.f
pgf90-win64: LICENSE MANAGER PROBLEM: Failed to checkout license
pgf90-win64: LICENSE MANAGER PROBLEM: Cannot connect to license 
server system.
 The license server manager (lmgrd) has not been started yet,
 the wrong port@host or license file is being used, or the
 port or hostname in the license file has been changed.
Feature:       pgf90-win64
Server name:   192.168.0.27
License path:  C:\PROGRA~1\PGI\license.dat;C:\PROGRA~1\PGI/license.dat
FLEXnet Licensing error:-15,10.  
System Error: 10061 "WinSock: Connection refused"
For further information, refer to the FLEXnet Licensing End User Guide,
available at "www.macrovision.com".

その他のライセンスマネージャ関連のメッセージ

  • ‘LICENSE MANAGER PROBLEM: No such feature exists.’
    PGI コンパイラを起動した際に、このメッセージが出た場合は、license.dat ファイルの中に含まれている「ライセンスキー」が正しくないことを意味します。従って、正規キーが含まれたの license.dat ファイルであるかをご確認下さい。
  • ‘LICENSE MANAGER PROBLEM: Cannot connect to license server system.’
    PGI コンパイラを起動した際に、このメッセージが出た場合は、PGI License Server が起動していない原因が考えられます。
  • ローカルコンピュータ上の PGI License Server サービスは起動して停止しました。パフォーマンス、ログ、警告サービスなど、一部のサービスは作業がない場合自動的に停止します。'
    PGI License Server を起動する際に、あるいは、システムの起動時に自動的にPGI License Server が起動された際に、上記のメッセージが出た場合は、、license.dat ファイルの中に含まれている「ライセンスキー」が正しくないことを意味します。
  • ‘LICENSE MANAGER PROBLEM: License file does not support this version'
    Feature : pgdbg-gui
    Application version : License version 10.0 > 0.0

    このメッセージは、PGDBGを起動したときの一例ですが、現在のライセンスファイルの中に正規のキーが含まれいないことを意味します。ライセンスファイル (license.dat) をご確認ください。
  • Windows(R)上での License Server は、デフォルトでは、警告あるいはエラーメッセージをその都度、ポップアップ・メッセージとして出力します。これを抑止するためには、環境変数FLEXLM_BATHCH を設定して、この値を 1 と定義することで実現できます。(PGI のデフォルトの起動バッチファイルでは、この設定がすでになされております)
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Windows 環境に詳しいお客様への追加情報

PGI コンパイラの起動バッチファイルは、以下の内容となっております。以下の中で環境変数 PGI は、PGI ソフトウェアをインストールした「ルート・ディレクトリ名」の設定や PATHの設定等が行われております。PGI ソフトウェアをデフォルトのインストール場所と異なったところにインストールした場合、LM_LICENSE_FILE 環境変数を明示的に指定することもできます。LM_LICENSE_FILE は、ライセンスファイルの所在を定義する環境変数です。

【バッチファイルの所在】 C:\Program Files\PGI\win32\10.0\pgi.bat
                                                           \pgi.dos.bat

 以下は、32bitの設定の場合。(PGI10.0をインストールした場合です) 64bitの設定は、C:\Program Files\PGI\win64\10.0\ 配下に存在する @echo off set PGI=C:\PROGRA~1\PGI set PATH=C:\Program Files\Java\jre6\bin;%PATH% set PATH=%PGI%\flexlm;%PATH% set CYGROOT=C:\cygwin\ set PATH=%CYGROOT%\bin;%PATH% set PATH=C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9\bin;%PATH% set PATH=%PGI%\win32\10.0\bin;%PATH% set FLEXLM_BATCH=1 title PGI Workstation 10.0 (32-bit) set TMP=C:\temp set PS1=PGI$ echo PGI Workstation 10.0 (32-bit) set PATH=.;%PATH% set MANPATH=%PGI%\win32\10.0\man\man1:: set MAKE_MODE=unix set MAN_CONF=%CYGROOT%\usr\share\misc\man.conf set GROFF_FONT_PATH=%CYGROOT%\usr\share\groff\1.18.1\font set GROFF_TMAC_PATH=%CYGROOT%\usr\share\groff\1.18.1\tmac set MAGIC=%CYGROOT%\usr\share\file\magic set TERMCAP=%CYGROOT%\etc\termcap set TERM=ansi set VIM=%CYGROOT%\usr\share\vim bash

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LM_LICENSE_FILE 環境変数について

PGI 6.2 以降では、LM_LICENSE_FILE 環境変数の設定は必要ありません。但し、PGI コンパイラに限らず、一般的な FLEXlmライセンス管理によるライセンスファイルの保存場所を変更する場合、あるいはデフォルト値を上書きする場合は、、以下に述べる方法で LM_LICENSE_FILE 環境変数を予めセットしておく必要があります。PGI 2010 コンパイラでは、この設定は必要ありませんので、ご注意ください。

Windows(R) 上での環境変数の設定の方法は、こちらのページで詳しく説明しております。この方法に従い、「環境変数」の設定画面を表示します。LM_LICENSE_FILE 環境変数を初めて設定する場合は、「新規」にその値のセットを行ってください。なお、ライセンスファイル名はフルパス記述で行ってください。
もし、LM_LICENSE_FILE 環境変数がすでに別の用途で設定されている場合は、「編集」を選択して、現在の設定値のあとに、セミコロン(;)を付けてその後に、ライセンスファイル名をフルパスで記述・してください。

Windows 版 PGI コンパイラのアンインストール

Windows の「コントロールパネル」の中の「プログラムの追加と削除」、Vista 上では「プログラムと機能」で行うことが可能です。







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