HPC Asia 2022@Kobeの状況について
皆様 中島研吾@HPC Asia 2022 General Chairです。お世話になっております。
HPC Asia 2022については既に,CFPのご案内を差し上げております。
本日は会議の状況について(東京都で再び緊急事態発令というタイミングではございますが)皆様に簡単にご説明させていただきたくご連絡差し上げる次第です。
重複して受領の節は何卒ご容赦のほどをお願いいたします。
HPC Asia 2022は「Stepping forward to the Post Moore Era together」というスローガンのもと,2022年1月12日~14日に神戸(理研R-CCS,神戸大学)で開催の予定です。現状では,オンラインとのハイブリッドで実施すべく準備を進めております。変異株等予断を許さない状況ではあり,感染拡大状況によっては完全オンラインでの実施も選択肢としては残してあり,最終的な決定は本年10月上旬を予定しております。
http://sighpc.ipsj.or.jp/HPCAsia2022/
ハイブリッドで実施の場合,ワクチン接種状況,感染状況によっては,国内(及び一部のアジア諸国)からの参加者の多くが現地においでいただけることを期待しており,100人以上の現地参加者となる可能性もあります。2020年3月以降,国内でこれだけの規模での学術的会合の開催例はなく,開催地である理研R-CCS,神戸大学当局とも緊密に連携して,皆様が安心して参加いただけるよう検討を進めております。
会議は,論文発表,ワークショップ,ポスターセッション,招待講演,企業展示,リアル「富岳」見学等から構成される予定です。
招待講演は日米欧から,3名の各分野の第一線の研究者の皆様にお願いしております:
-Ulrike Meier Yang, Lawrence Livermore National Laboratory (LLNL, USA)
-Sadaf Alam, Swiss National Supercomputing Centre (CSCS, Switzerland)
-Hisashi Yashiro, National Institute for Environmental Studies (NIES, Japan)
ワークショップは6月末に提案を締め切りましたが,例年を上回る応募をいただいております。企業展示についても,お陰様にて予定を上回る申込をいただいております。関係各社の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。論文・ポスター発表,「富岳」見学,等も含めて,現地開催を念頭に置き,感染リスクを避けつつ,遠隔からの参加者にも十分にお楽しみいただけるよう,知恵を絞っております。
Welcome Reception,Banquet等の「夜の部」については,様々なリスクを考慮して実施しないこととしております。ネットワーキングはこのような国際会議の重要な要素の一つであり,皆様もお察しのようにわたくし自身断腸の思いではありますが,ご理解のほどをお願いいたします。ただ,「Stepping forward to the Post Moore Era together」という目的を達成すべく,何らかの代替イベントは検討中です。何か良いアイディアがありましたら是非ともご連絡ください。
Coffee Breakについては感染リスク対策を徹底した上で実施する予定です。多少の不自由をおかけする可能性はありますが,ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
さて,本会議の中心は何と言っても論文発表です。締切(アブストラクト:8月6日,本論文:8月13日,いずれもAoE)が間近に迫っておりますので,何卒ご投稿をご検討ください。
HPC Asiaの正式名は「The International Conference on High Performance Computing in Asia-Pacific Region」です。アメリカ大陸も含めた真の「Asia-Pacific」,国際レベルの会議とすべく,Osni Marques博士(LBNL,USA),佐藤賢斗博士(理研R-CCS)のお二人にProgram Co-Chairをお願いし,地域性に囚われず,SC-XY,IPDPSにも劣らないハイレベルなメンバーでProgram Committeeを編成していただいております。
HPC Asia 2022は国内で開催されるHPC分野の国際会議におけるオンサイトでの論文発表の場としては,2020年3月以降最初の機会となります。是非この大変貴重な機会をお見逃しなきよう,周囲の皆様にもご投稿を是非お勧めください。最後は結局CFPの話題になってしまいましたが。
それでは,2022年1月に皆様を神戸の地にお迎えし,ポストムーア時代へ向けた次なる一歩を共に踏み出すべく,お待ちしております。よろしくお願いいたします。
General Chair: Kengo Nakajima (University of Tokyo/RIKEN R-CCS)
General Vice-Chair: Miwako Tsuji (RIKEN R-CCS)
Program Co-Chair: Osni Marques (Lawrence Berkeley National Laboratory (LBNL))
Program Co-Chair: Kento Sato (RIKEN R-CCS)
Local Arrangement Co-Chair: Hitoshi Murai (RIKEN R-CCS)
Local Arrangement Co-Chair: Hideyuki Usui (Kobe University)
PC Deputy-Chair: Tetsuya Hoshino (University of Tokyo)
Proceedings Chair: Daisuke Takahashi (University of Tsukuba)
WS Chair: Masashi Horikoshi (Intel Corporation)
Poster Chair: Takeshi Fukaya (Hokkaido University)
Exhibition Co-Chair: Shinji Sumimoto (Fujitsu Limited)
Exhibition Co-Chair: Takaaki Miyajima (Meiji University)
Finance Chair: Atsuko Takefusa (National Institute of Informatics (NII))
Publicity Chair: Daichi Mukunoki (RIKEN R-CCS)
Liaison/IPSJ HPC: Takeshi Iwashita (Hokkaido University)
Liaison/Steering Committee: Taisuke Boku (University of Tsukuba)
Digital Chair: Ryohei Kobayashi (University of Tsukuba)