再)9/10: PCCC「高性能数値計算ライブラリLexADV」ワークショップ

HPC-MLの皆さまへ

PCクラスタコンソーシアムから9月10日(金)のワークショップのご案内です。
「高性能数値計算ライブラリLexADV」についてのワークショップを、下記のように開催いたします。
事前参加登録は9月7日(火)正午です。
多くの方のご参加をお待ちしています。
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PCクラスタコンソーシアム HPCオープンソースソフトウェア普及部会ワークショップ
「高性能数値計算ライブラリLexADV」
https://www.pccluster.org/ja/event/2021/07/210910-event-hpcOssWS.html

★日時:2021年9月10日(金) 13:00~17:15
★場所:オンライン(Zoom)
★主催:PCクラスタコンソーシアム HPCオープンソースソフトウェア普及部会
★共催:PCクラスタコンソーシアム 実用アプリケーション部会
★参加費:無料
★参加申込締切:2021年9月7日(火)17時
★概要:
 JSTCREST「ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出」のプロジェクトの一つであった「ポストペタスケールシミュレーションのための階層分割型数値解法ライブラリ開発」プロジェクトでは、これまでPCクラスタ、スーパーコンピュータ上で大規模解析が可能な、汎用型有限要素法解析システムであるオープンソースソフトウェア、ADVENTUREの開発、公開を行い、その中で大規模解析に極めて効率的な技術である、階層型領域分割法(HDDM: Hierarchical Domain Decomposition Method)を、大規模データのメッシュ生成、可視化処理などのプレ、ポスト処理へ拡張し、既存有限要素法(FEM: Finite Element Method)解析コードの高効率領域分割法コードへの変換、より高いピークパフォーマンス(Flops)値および高効率な疎行列線形方程式向け反復型ソルバーの開発、ポストペタスケール計算向けDDMベースの大規模数値計算データ処理システムの開発を可能とする数値計算ライブラリLexADVの開発を行った。
 今回は、LexADVの各モジュールのチュートリアル、および実際のベンダーでの開発事例を紹介するとともに、今後の高効率ライブラリに求められる要件について議論するパネルディスカッションを行います。

★プログラム:
13:00~13:05 開会挨拶
       佐藤三久(PCCC会長・HPCオープンソースソフトウェア普及部会部会長/理化学研究所)
13:05~15:00 チュートリアル
  13:05-13:20 「LexADV概要」
     塩谷隆二(東洋大学)
  13:20-13:45 「 階層型領域分割法ライブラリLexADV_IsDDMの概要と並列反復法の実装」
     荻野正雄(大同大学)
  13:45-14:10 「粒子法MPSライブラリLexADV_EMPSの概要と実装」
     鄭 宏杰(東洋大学)
  14:10-14:35 「Offline RenderingライブラリLexADV_VSCGの概要と実装 」
     和田義孝(近畿大学)
  14:35-15:00 「行列テンソル演算 ライブラリLexADV_AutoMTの概要と実装 」
     河合浩志(東洋大学)
15:00~15:15 休憩
15:15~15:40 講演1
      「LexADV_VSCG+LexADV_WOVisによる大規模可視化」
         淀 薫(株式会社インサイト)
15:40~16:05 講演2
      「 粒子法CFDソフトウェアParticleworksの最近の産業応用事例」
         戸倉直(プロメテック・ソフトウェア株式会社)
16:05~16:15 休憩
16:15~17:15 パネルディスカッション
    「PCクラスタからスパコン,求められる高速化手法」
      モデレータ:塩谷隆二(東洋大学)
      パネリスト:荻野正雄(大同大学)
            和田義孝(近畿大学)
            河合浩志(東洋大学)
            淀 薫(株式会社インサイト)
            戸倉 直(プロメテック・ソフトウェア株式会社)
17:15~17:20 閉会挨拶
      中島研吾(HPCオープンソースソフトウェア普及部会副部会長/東京大学)
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