12/23 第14回自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2022)

HPC WORLD MLご登録の皆様

自動チューニング研究会/理化学研究所の椋木と申します.
第14回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2022)
の開催についてご案内致します.

本シンポジウムは国内HPC分野の研究者を中心に活動している自動チューニング研究会の主催で,
研究会メンバーの研究成果を発表する場として毎年年末に開催しております.

本年は目玉企画として「”Next Fugaku”に向けた自動チューニング技術」と題した
パネルディスカッションを企画しております.

工学院大学での現地開催+Zoomによるハイブリッド開催となっております.
ぜひ多くの皆様にご参加頂ければと思います.
よろしくお願いします.

椋木

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第14回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2022)
・主催:自動チューニング研究会,共催:工学院大学および以下の研究資金
・日時:2022年12月23日(金)10:30-17:10
・会場:工学院大学新宿キャンパス・アーバンテックホール+Zoomによるハイブリッド開催
・参加無料
・参加登録:参加をご希望の方は以下のGoogleフォームよりご登録ください
 https://forms.gle/TCFNDB6Ti8ekkxjA6

概要
 自動チューニング(Automatic Tuning:AT)は,ソフトウェアに自らを最適化する機能を組み込むことにより,多様な環境において優れた性能を実現することを目指すパラダイムです.省電力と高性能の両立が重要な課題であるスーパーコンピュータから携帯端末まで,あらゆる分野の情報処理に適用できる技術となるよう,研究が進められています.
 自動チューニング研究会では「自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA)」と題して,自動チューニングに関係する研究プロジェクトの最新の研究成果を報告し,その応用と将来の研究展望を議論する場として,誰でも参加可能なシンポジウムを例年開催しております.今回で14回目となるATTA2022では,例年通り研究会員による自動チューニング関連の研究プロジェクトからのご講演に加えて,次世代スーパーコンピュータに向けた自動チューニング技術の展望について,業界を代表する研究者によるパネルディスカッションを検討しております.自動チューニング技術およびスーパーコンピューティング・高性能計算の最新動向にご興味のある多くの皆様のご参加をお待ちしております.

プログラム
・10:30-10:40 オープニング
 滝沢寛之(自動チューニング研究会主査・東北大学)
・10:40-11:10 講演1「BLR-QR on GPU:マルチインスタンスGPUを用いた多数の小密行列計算の高速化」
 大島聡史(九州大学)
・11:10-11:40 講演2「計算・データ・学習」融合を推進する革新的基盤ソフトウェア「h3-Open-BDEC」
 中島研吾(東京大学/理化学研究所),岩下武史(北海道大学),八代尚(国立環境研究所),長尾大道(東京大学),下川辺隆史(東京大学),松葉浩也(日立製作所),荻田武史(東京女子大学),片桐孝洋(名古屋大学) ,住元真司(東京大学),荒川隆(東京大学)
・11:40-13:00 昼休み
・13:00-13:30 講演3「計算状態操作機構を利用した不規則計算の並列実行」
 八杉昌宏(九州工業大学),平石拓(京都橘大学)※オンライン発表
・13:30-14:00 講演4「ジョブスケジューリングのデジタルツイン化と自動チューニング」
 滝沢寛之 (東北大学)
・14:00-14:10 休憩
・14:10-14:40 講演5「数値計算ライブラリの自動チューニングにおけるXAI」
 片桐孝洋(名古屋大学情報基盤センター)
・14:40-15:10 講演6「Krylov部分空間法における低精度演算・データの活用に向けて」
 深谷猛(北海道大学),Yingqi Zhao(北海道大学),岩下武史(北海道大学)
・15:10-15:20 休憩
・15:20-15:50 講演7「疎行列ベクトル積における低精度データ表現の導入について」
 椋木大地(理化学研究所)
・15:50-16:20 パネルディスカッション1「”Next Fugaku”に向けた自動チューニング技術」(1)
 モデレータ:片桐孝洋(名古屋大学情報基盤センター),パネリスト:今村俊幸(理化学研究所),岩下武史(北海道大学),佐藤幸紀(理化学研究所/豊橋技術科学大学),辻美和子(理化学研究所),中島研吾(東京大学/理化学研究所)
・16:20-16:30 休憩
・16:30-17:00 パネルディスカッション2「”Next Fugaku”に向けた自動チューニング技術」(2)
 モデレータ:片桐孝洋(名古屋大学情報基盤センター),パネリスト:今村俊幸(理化学研究所),岩下武史(北海道大学),佐藤幸紀(理化学研究所/豊橋技術科学大学),辻美和子(理化学研究所),中島研吾(東京大学/理化学研究所)
・17:00-17:10 クロージング
 椋木大地(自動チューニング研究会交流促進委員幹事・理化学研究所)

お問い合わせ:椋木 大地(理化学研究所) E-mail: daichi.mukunoki@riken.jp
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