『新HPCの歩みー1964年ー』アメリカでスーパーコンピュータ登場
小柳義夫です。重複したご容赦ください。現在、電子ジャーナル
www.hpcwire.jp
に掲載中の『新HPCの歩み』は1964年の3回目です。アメリカでは、イリノイ大学がDARPAとILLIAC IVの開発契約を結ぶとともに、CDC社は最初のスーパーコンピュータといわれるCDC6600を登場させ、IBM社はSystem/360の発表により汎用コンピュータの概念を変革しました。現在のHPCの原点ともいうべき年です。
ご笑覧ください
小柳義夫
追伸:
本日(3月9日)「富岳」の正式共用開始イベントが行われておりyoutubeで中継されております。よく「富岳の開発は2014年度から始まった」と言われ、正式予算としてはそうですが、朴コンソーシアム理事長はイベントでの講演で、富岳への歩みが2010年の研究者手弁当で始まった(SDHPC)ことを強調しました。
2010年8月29日に「京」の初筐体が理研に到着しましたが、その2か月近く前の8月2日に「富岳」への第一歩が始まっていたことは記念すべきことと思います。https://www.hpcwire.jp/archives/15226
この後、Feasibility Studayが行われ、正式予算に繋がりました。老爺心ですが。