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PGI 2015 Linux 版インストール方法
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Linux version (PGI 2015)

PGI コンパイラ 2015 for Linux のインストール方法をご説明します。サブスクリプション契約をご購入あるいはご継続のお客様は、新リリースのソフトウェアをダウンロードの上、インストールをお願いいたします。新リリースのソフトウェアのインストールは次のステップで行うことができます。

なお、新規インストールではなく、バージョンアップを行う場合は、その前提として以下の注意事項がございます。

  1. 新規購入時のインストールの方法は、ソフテックが提供した「インストール手引き」に則ってインストールを行っていること。
  2. ソフトウェアをインストールした「インストール・ディレクトリ」は、以前のバージョンのデフォルト場所であった/opt/pgi 配下であることを前提に記述しています。もし、/opt/pgi とは異なる場所にインストールしてある場合(例えば、/export/pgi 等)は、以下の "/opt/pgi" と言う言葉を "/export/pgi" に読み替えていただくだけの変更となります。
  3. ここでは、バージョン 2014 (14.x) から 2015 (PGI 15.x とも言います)へのバージョンアップを例に記述しますが、他の以前のバージョンからの場合でも同様です。以下に記述した「バージョン番号」の部分を変更する対象と考えて下さい。なお、"x"で表される番号は、リビジョン番号です。
  4. PGI 15.1 から 15.2 のようなリビジョンアップの場合は、以下のページをご覧ください。
     リビジョンアップの方法は、こちらをご覧ください。


現在、お使いの Linux システムが PGI 2015 に対応した OS であることをご確認ください。以下のページにて対応する Linux distribution が確認できます。

バージョンアップを行う場合
最初に現在PGIコンパイラをインストールしている場所を確認してください。

PGI ソフトウェアを Linux 上でインストールする際に、「 install 」と言うスクリプト・ファイル(インストーラ)を使用します。このインストーラでは、PGI コンパイラをインストールする場所を指定しますので、現在のインストールしている場所をご確認ください。基本的には、過去のバージョンと同じ場所を指定することを推奨します。

  • 確認の方法
    現在、PGIコンパイラを使用しているユーザ名でログインした後、以下のコマンドを入力します。これによって出力されたディレクトリが、「PGI をインストールしているディレクトリ」です。 PGI 2015 のインストールにおいては、ここで表示されるものを明示的にご指定ください。

    $ echo $PGI
    /opt/pgi     <=== 「現在、インストールしているディレクトリ名」

【補足】
PGI 13.x 以前のバージョン・ソフトウェアを削除せずに、/opt/pgi 配下に残している場合は、前回のバージョンと同様に/opt/pgi をインストールするディレクトリとして明示的に指定してください。特に、このような実装環境を構築した場合は、過去のバージョンをコンパイラオプション -V{version名} を指定して使用することができます。なお、過去のバージョンは、/opt/pgi 配下で各バージョン名のサブ・ディレクトリで管理されていますので、上書きされることはありません。

【本ページでのインストール・ディレクトリの記述】
本ページでは、現バージョンのデフォルトである /opt/pgi 上にインストールすることを前提に説明しております。

【PGI 2015 のデフォルト以外にインストールする場合】
本ページで記述されている、/opt/pgi と言う部分を読み替えて設定してください。

インストールする場所は、以前インストールした場所と同じ場所(/opt/pgi )とします。この配下に、現在存在する 2014 用 と新しく作成される 2015 用の directory が置かれるようになります。なお、32bit Linuxの場合は、/opt/pgi/linux86/... のみ存在し、64bit Linux の場合は、以下のように /opt/pgi/linux86/... 並びに /opt/pgi/linux86-64/... の二つが存在します。
■■ 以下の記述では インストール・ディレクトリを/opt/pgi として記述しています ■■
  /opt/pgi/linux86/2014/... (現在存在する)
                  /14.10/..  (2014バージョンの実体ソフトウェアPGI 14.10の場合)
/opt/pgi/linux86/2015/...(インストールで新規作成される15.1のsymbolic link) /15.1/..(インストールで新規作成されるソフトウェア実体)
/opt/pgi/linux86-64/2014/... (現在存在する) /14.10/.. (2015バージョンの実体ソフトウェアPGI 14.10の場合)
/opt/pgi/linux86-64/2015/...(インストールで新規作成される15.1のsymbolic link) /15.1/..(インストールで新規作成されるソフトウェア実体)

STEP 0 : Webアカウントの確認とその有効化


● PGI Webアカウントの事前確認(新規購入のお客様)

 PGI 製品ライセンスを新規に購入したお客様には、購入時のユーザ情報にもとづいて、PGI 社のライセンス管理用の Web アカウントが自動的に作成されております。このアカウント名は、登録ユーザの電子メールアドレスとなっており、本アカウントを最初に使用する前に、「アカウントの有効化(アクティベーション)」が必要です。試用版を使用する場合も事前に Webアカウントの取得とその有効化が必要です。
 PGI コンパイラをインストールする前に、必ず、ご自身の Web アカウントの有効化(パスワードの設定)を行ってください。アカウントの有効化(アクティベーション)に関しては、弊社Webサイトにて、説明しておりますのでご参照ください。アカウントの有効化した後、改めてログインできるかどうかをご確認して下さい。


● 現在使用中のお客様(バージョンアップを行うお客様)の場合

 現在、すでに PGI 製品ライセンス (Windows 版以外のライセンスも含む)を有しており、コンパイラをお使いのお客様は PGI 社のライセンス管理用の Web アカウントを既にお持ちになっております。したがって、上記で述べたアカウントの有効化の作業は一切必要ありません。
 現在お使いのライセンスファイル(license.dat) は、そのままお使いいただける場合もあります。ソフトウェア・バージョンアップの作業手続きの大まかな流れも含め、以下のページにて説明しておりますので、最初に license.dat の変更が必要かどうかをご確認ください。

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STEP 1 : 新リリースのソフトウェアをダウンロード

新バージョンのソフトウェアは、以下のページにてダウンロード可能です。ソフトウェアは、 64ビット用のファイル (pgilinux-2015-15*-x86_64.tar.gz) あるいは、32ビット用のファイル(pgilinux-2015-15*-x86.tar.gz)がありますので、該当するソフトウェアをダウンロードしてください。

 http://www.softek.co.jp/SPG/ftp.html

STEP 2 : インストールのための準備

�� 現在、動いている FLEXlm ライセンスマネージャ を停止する
  (バージョンアップの場合のみ行う)

この操作は、「FLEXlm 形式」でご利用の場合のものです。
ルート権限でログインしてください。FLEXlm ライセンスマネージャの起動・停止スクリプト lmgrd-pgi(or lmgrd) を使用して、以下のコマンドでマネージャを停止します。この後、FLEXlm ライセンスマネージャ (lmgrd) がシャットダウンされたと言うメッセージを確認します。なお、マネージャの停止時においては、現在動作しているライセンス・ファイル(license.dat) を使用しますので、マネージャを停止する前に、新しいライセンスによる license.dat の更新は行わないでください。

 # /etc/init.d/lmgrd-pgi stop  

もし、lmgrd-pgi と言うファイルが存在しない場合、lmgrd あるいは、
lmgrd.rc と言う名称で登録されている可能性があります。
その場合は、ls コマンドで lmgrd が存在することを確認し、
以下のようにしてください。

 # /etc/init.d/lmgrd stop 

(注意)
もし、上記の "lmgrd-pgi" あるいは、"lmgrd"、"lmgrd.rc" が存在しない場合は、「システム起動時におけるライセンスマネージャの自動立ち上げの設定」が行われていない可能性があります。この場合は、以下のコマンドを使用して、ライセンスマネージャの停止を行ってください。なお、以下のパスは、現在、動作しているコンパイラのバージョンを 2014 とした場合のものを想定したものです。適宜、現在動作しているバージョン番号に変更してください。

  $ /opt/pgi/linux86/2014/bin/lmgrd.rc stop (32-bit Linux の場合)
  $ /opt/pgi/linux86-64/2014/bin/lmgrd.rc stop (64-bit Linux の場合)

�� 現在のライセンスのバックアップを取る
  (バージョンアップの場合のみ行う)

現在の PGI ソフトウェアがインストールされている場所(デフォルトは /opt/pgi) に移動して license.dat の存在を確認してください。旧バージョンをそのまま残し、/opt あるいは、/opt 配下のディスク容量に余裕がある場合は、旧バージョンをインストールした「同じ場所」にインストールすることをお勧めします。旧バージョンの削除の方法は、こちらへ。

 # cd /opt/pgi (今までの PGI 2014 がインストールされている場所)
 # ls

license.dat を念のために、別の名前に変えて退避してください。これは、現在取得している 過去のバージョンの ライセンスですが、新しい 2015 用のライセンスは、後で米国 PGI 社のサイトから取得します。

 # mv license.dat license.dat.backup
�� root のシェル初期設定ファイルの設定あるいは変更
  (新規インストールでは、新規設定を行い、
   バージョンアップの場合は既存ファイルの変更)

新規インストールの場合は、以下の環境変数を設定してください。
バージョンアップの場合は、root ユーザのシェル初期設定ファイル(/root/.cshrc等)がすでに存在しているので、以下のように各種パスの設定を一部変更します。 ( “linux86-64/2015/” の 2015 の部分はソフトウェアのメジャーリリース番号を表します) 変更する部分は以下の太字の部分です。即ち、現在 2014 となっているものを 2015 に変更してください。もし、このファイル内に以下の記述がなければ、下記の内容を追加してください。以下の例は、64bit Linux 用の設定ですが、 32bit Linux の場合は、path と MANPATH の設定の行の 「linux86-64」 の部分が 「linux86」 に変更になります。
また、PGI 2015 をインストールするディレクトリが、/opt/pgi の場合は、以下の環境変数 "PGI" を/opt/pgi としてください。

(64bit 環境の場合)
 cshまたは、tcshの場合、/root/.cshrc等に以下のような記述を加えて下さい。

 setenv PGI /opt/pgi (コンパイラの installation directoryを定義) 
 set path = ( $PGI/linux86-64/2015/bin $path ) 
 setenv MANPATH "$MANPATH":$PGI/linux86-64/2015/man 
 setenv LM_LICENSE_FILE $PGI/license.dat 

 shまたは、bashの場合、/root/.bashrc等に以下のような記述を加えて下さい。
 システム管理者が全ユーザに反映できるように /etc/bash.bashrc ファイル、
 あるいは /etc/profile.local 等に以下の環境変数を設定している場合もあります。
 
 export PGI=/opt/pgi (コンパイラの installation directoryを定義) 
 export PATH=$PGI/linux86-64/2015/bin:$PATH 
 export MANPATH=$MANPATH:$PGI/linux86-64/2015/man 
 export LM_LICENSE_FILE=$PGI/license.dat

上記の変更を加えた後、 source .bashrc 等で現在の環境変数設定値を flash してください。あるいは、ログアウトの後、再度ログインしてください。

�� Linux上の必須パッケージの導入

(重要) PGI 12.1 以降では、Linux 上に Linux Standard Base(LSB) package の実装が必須です。PGI ソフトウェアのインストール前に、必ずご確認下さい。これに関しての FAQ として、Ubuntu関連、SUSE 関連、RedHat関連 をご用意しております。

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STEP 3 : 新バージョンのインストール

�� ダウンロードしたファイルの展開

インストールは、 root 権限で実行してください。ダウンロードしたpgilinux-2015-15*-x86_64.tar.gz (64bit用) ファイルを /tmp 配下におきます。 /tmp/pgi 配下にテンポラリな pgi のファイルを展開します。1.0 GB 以上のサイズで展開されますので、必ず、/tmp エリア内に展開してください。 

PGI 2014 リリースから 64bit 版のソフトウェアと 32bit 版のソフトウェアが個別の tar ファイル・パッケージとなりました。以前のバージョンでは、一つのソフトウェア・パッケージの中に、64bit 用と 32bit 用のソフトウェアを入れておりましたが、そのサイズが大きくなり、本リリースから二つを分離したパッケージで提供されます。

(64bit 版ソフトウェア)
% tar zxvf pgilinux-2015-15*-x86_64.tar.gz

(32bit 版ソフトウェア)
% tar zxvf pgilinux-2015-15*-x86.tar.gz

 (以下、64bit版ソフトウェアの場合のコマンド例)
# cd /tmp
# ftp ....    to get pgilinux-2015-15x-x86_64.tar.gz file 
# mkdir pgi
# cd pgi
# tar zxvf ../pgilinux-2015-15x-x86_64.tar.gz
  (展開されます)
一般的には、64ビット Linuxであれば、64bit 版ソフトウェアのみのインストールで構いません。しかし、64ビットLinux上に、32bit 版のコンパイル環境も用意したい場合は、上記の二つのソフトウェアを個別にインストールを行います。その結果、64bit コンパイル環境と 32bit コンパイラ環境の二つが実装されます。なお、この場合でも、各インストール時に、PGI の実装ルート・ディレクトリ (デフォルトは/opt/pgi) を同じ場所に指定する必要がありますが、それぞれがその配下のサブ・ディレクトリで管理されるため、上書きされることはありません。
�� インストール時のシェルの言語モードの確認 (重要)

PGI コンパイラのインストールは、環境変数 LANG が英語モードの環境で行う必要があります。 'env' コマンド等で、現在の環境変数 LANG の値を確認してください。もし、日本語モードの場合は、以下のように root ユーザ上で、環境変数 LANG を英語モードに設定してください。なお、環境変数 LANG は、設定したコンソールのみ有効ですので、同じコンソールにて PGI コンパイラのインストール(install コマンドの実行)を行なって下さい。 (この設定を行わずインストールした場合、コンパイラは動作しません)

  sh、bash の場合
   # export LANG=C(または、export LANG=en_US)
     Ubuntu Linux の場合は、以下の変数もセットしてください。
   # export LC_ALL=C

  csh、tcsh の場合
   # setenv LANG C(または、setenv LANG en_US)
     Ubuntu Linux の場合は、以下の変数もセットしてください。
   # setenv LC_ALL C
�� インストール・スクリプトの実行

展開された配下に、" install "と言うスクリプト・ファイルが存在します。これを実行して、PGI 2015 をインストールを実行します。64ビット Linux 上では、64bit版のソフトウェアをインストールして、その後、必要であれば、32bit 版のソフトウェアを展開後、同じように install スクリプトでインストールを行います。ここでは、64bit 版のソフトウェアのインストール例を説明します。

 # ./install 

ライセンス許諾に関する質問に対して承諾(Accept)した後、以下のような「インストール手法」に関する問いが現れますので、これは、1 の 「Single system install」 をお選びください。

A network installation will save disk space by having only one
copy of the compilers and most of the libraries for all systems
on the network, and the main installation needs to be done once
for all systems on the network.

1. Single system install
2. Network install

Please choose install option(1-2): 
1 <enter>   ← (1と入力してenterキーを押します)

Please specify the directory path under which the software will be
installed.  The default directory is /opt/pgi, but you may
install anywhere you wish, assuming you have permission to do so.

Installation directory? [/opt/pgi]
次に、NVIDIA社のGPGPUをアクセラレータとして使用する「PGI アクセラレータ機能」のためのNVIDIA CUDA Toolkitをインストールするか否かを尋ねます。PGI Accelerator Workstation/Server ライセンスの場合は、必ず、”y”としてインストールして下さい。PGIアクセラレータ機能を使用しない場合は、インストールしてもしなくてもどちらでも構いません。
This release of PGI software includes the NVIDIA CUDA Toolkit. PGI's
accelerator compilers and CUDA Fortran use components from this Toolkit.
This release contains CUDA 5.5, CUDA 6.0, and CUDA 6.5. If you have not installed these versions from PGI previously, you should install these now.
(中略)
Install CUDA Toolkit Components? (y/n) y  ( 「アクセラレータ製品」の場合のみ)
“y” とした場合、NVIDIA社の使用許諾契約書が画面に現れます。(省略)
1. Customer may transfer, redistribute or sublicense, the license rights pursuant to Section 2.1.1
 of this Agreement in connection withthe Redistributable Components to end users of Licensee's products.
Do you accept these terms? (accept,decline) accept ← (内容に同意の場合、acceptと入力してenterキーを押します)
次に、従来のx86並びx64 CPUアーキテクチャに最適化されたACML(AMD Core Math Library)と呼ばれる数学ライブラリをインストールするか尋ねられます(下記参照)。これは、SSE/SSE2/SSE3等のインストラクションを利用した高速・最適化されたライブラリです。BLAS, LAPACK, FFT等が納められております。コンパイラ・オプションで -lacmlを指定することで自動的にインクルードされます。インテルCPUにおいてもインストールすることを推奨します。
This release of PGI software includes software from AMD:
The ACML is a tuned math library designed for high performance on AMD64 machines, including Opteron(TM) and Athlon(TM) 64, and includes both 32-bit and 64-bit library versions. PGI OpenACC compilers that support AMD GPUs.
More information about the ACML can be found at the AMD Developer web site,
http://www.developwithamd.com/acml
Install AMD software components? (y/n) y <enter> ← (インストールする場合 yと入力してenterキーを押します)

AMD - ACML ライブラリライセンス許諾を yes とした後、以下のライブラリバージョンを選択する問いが現れます。デフォルトの(1)あるいは(2) を選択してください。インテル系のプロセッサの場合は、デフォルトの(1)を選択してください。(2) は、AMD の新プロセッサ Bulldozer 以降のプロセッサで有効です。

This PGI version links with ACML 5.3.0 by default. Also available:
(1) ACML 5.3.0
(2) ACML 5.3.0 using FMA4
Enter another value to override the default (1) 1 <enter>

次に、JAVAのインストールに関する許諾を行います。

This release of PGI software includes the JAVA JRE.  PGI's graphical
debugger and profiler use components from this package.  If you choose not to install JAVA, 
you will be limited to running command line versions of pgdbg
and pgprof, using the -text option.

The JAVA JRE will be installed into
  /usr/pgi/linux86-64/2015/java
and will not affect applications other than PGI's pgdbg and pgprof


Install JAVA JRE [yes] yes<enter>   ← (JAVA JREをインストールするため、yesとします)

Oracle社の使用許諾契約書が画面に現れます。(省略)
For inquiries please contact: Oracle America, Inc., 500 Oracle
Parkway, Redwood Shores, California 94065, USA.

Last updated 02 April 2013


Do you accept these terms? (accept,decline) accept  
← (内容に同意の場合、acceptと入力してenterキーを押します)
PGI コンパイラの本体部分が以下のメッセージとともに、インストールが始まります。しばらく時間が必要です。コンパイラが正常にインストールされると、以下のように "Making symbolic links ***" と言うメッセージが記録されます。32bit Linux の場合は、"Making symbolic links in /opt/pgi/linux86/2015" と言う記録となります。なお、このメッセージの前に、"Error ”のメッセージが出ている場合は、「インストールが失敗しています」ので、適用している Linux の確認をお願いいたします。
Installing software into /opt/pgi (this may take some time).
#################################################
  (インストール・エラーがある場合は、ここにエラーメッセージが表示される)

If you use the 2015 directory in your path, you may choose to
update the links in that directory to point to the 15.x directory.

Do you wish to update/create links in the 2015 directory? (y/n)y (yとする)
                                     代表ディレクトリの作成を行います。yとしてください。
Making symbolic links in /usr/pgi/linux86-64/2015 (64bit Linuxの場合の表示)

外部パッケージが実装されます。
Installing PGI JAVA components into /opt/pgi
This might take a while ...
Installing ACML components into /opt/pgi
This might take a while ...
Installing PGI CUDA components into /opt/pgi
This might take a while ...
Installing AMD GPU components into /opt/pgi
This might take a while ...
次に、PGI 2015 の製品にバンドルされた MPICH3 ライブラリのインストールを行うかどうかを聞いてきます。インストールしたい場合は、y としてください。

これによって、MPICH のライブラリのインストールが終了します。
PGI コンパイラとともにインストールされたMPICH 環境のカスタマイズ、使用法に関しては、こちらのページに説明しております。
Do you wish to install MPICH?(y/n)
y

Installing PGI MPICH components into /opt/pgi
for examples of how to set your environment to run and debug MPI programs..

Done
Installing module files for PGI version(s): 15.1 2015
Done
これにて、PGIソフトウェアの実装インストールは終了します。
次に、ライセンスキーの取得に関して、以下の設問が画面に現れます。
Do you wish to generate license keys? (y/n) n
後で、手動でライセンスキーファイルを入手するため、n を選択

(中略)
Do you want the files in the install directory to be read-only? [y,n]
n

これで、2015 バージョンのインストールが終了します。ライセンスキーの設定等は未了ですので、次の STEP4 にお進み下さい。
インストールが終了したら ダウンロードしたファイルとテンポラリな directory を消去してください。

 #  rm -rf /tmp/pgi

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STEP 4 : 2015 用の新しいライセンスlicense.dat の取得

正式ライセンスキーの取得の際は、PGI 顧客サポート・サイトにログインします。Webブラウザにて、下記PGI 社のサイトにアクセスして、お客様個人用の Web アカウントID とパスワードを入力してください。ログイン後、メニューに従い、ライセンスキーの発行のための操作を行ってください。

          https://www.pgroup.com/webuser/login.php


新規に、ライセンスキーを別途取得する方法に関しては、「PGI コンパイラ・ライセンスキー取得の手続き」をご覧ください。
バージョンアップを行う方で、ご自身のサブスクリプションの更新後、「新しいライセンスキーの更新」を目的とする方は、こちらをご覧いただき、新しいライセンスキーを取得してください。サブスクリプション更新後のライセンスキーの状態に関しては、こちらのページもご覧ください。

以上の手続きを行いますと、画面にはすでに 2015 用に変更されているライセンス・キーが画面上に表示されます。この内容を copy & paste して、PGI コンパイラをインストールしたシステム上のインストール・ディレクトリ(例: /opt/pgi)下の license.dat の内容を更新(全書き換え)してください。


license.dat の一行目(SERVER 行)に、マシンのホスト名(以下のサンプルでは photon0 と言うホスト名)が明記されていることを確認してください。
二行目(DAEMON 行)以降は変更しないでください。 license.dat のパーミッションは、chmod 644 license.dat としてください。 以上で、正式ライセンスの取得あるいは入れ替えは終了です。

【取得後のライセンスキーの例】

SERVER photon0 0002b3ac16ba 27000
DAEMON pgroupd
PACKAGE PGI2015-{PIN番号} pgroupd 2016.0213 9EF06B2E6B66 \
   COMPONENTS="pgi-hpf-lin64 pgi-f95-lin64 pgi-f77-lin64 \
   pgi-cc-lin64 pgi-cpp-lin64 pgi-gpp-lin64 pgi-hpf-lin32 \
   pgi-f95-lin32 pgi-f77-lin32 pgi-cc-lin32 pgi-cpp-lin32 \
   pgi-gpp-lin32 pgi-hpf-lin32 pgi-f95-lin32 pgi-f77-lin32 \
   pgi-cc-lin32 pgi-cpp-lin32 pgi-gpp-lin32 pgi-prof-lin64 \
   pgi-prof-lin32 pgi-dbg-lin64 pgi-dbg-lin32 " OPTIONS=SUITE \
   SIGN="1F1A 977F FA4D FBD8 3855 4907 D2F7 5B6E B0A0 A009 5E64 \
   C170 B7C6 8BC5 964F 0F23 9DCB 2004 5998 12C3 7990 84E0 9CF6 \
   E911 4514 E040 F929 CF71 5670 550C"
FEATURE PGI2015-PIN番号} pgroupd 2016.0213 permanent 1 20F430C24C56 \
   VENDOR_STRING={PIN番号}:16:ws:accel HOSTID=90e6ba7ccdf1 \
   DUP_GROUP=U SUITE_DUP_GROUP=U SIGN="1F75 722C CB48 2D13 00A7 \
   BD6F A597 F2DD AF12 5A7B 228F BAD1 3729 0E16 09D1 0AA1 DADB \
   4DAF 3D5B 471D FA16 05D6 CF5F 3BFF 8CD9 4383 94A3 E4A0 5AB5 \
   E6EA"
PACKAGE PGI-legacy-tools pgroupd 2014.1231 538B49D19197 \
   COMPONENTS="pgi-prof pgi-dbg" OPTIONS=SUITE SIGN="061E 7471 \
   C4FE 8A89 5442 CC52 B436 2BB7 DE00 00A2 3BDE 17F6 276D DC71 \
   57D9 08AB 7800 9FD0 3AA7 5540 6BA7 4013 7FF0 FB8D 8D65 C754 \
   D74E 114B 68DA 3E5C"
FEATURE PGI-legacy-tools pgroupd 2014.1231 permanent 1 5C988BA54CF7 \
   VENDOR_STRING=521211:16:ws:accel HOSTID=90e6ba7ccdf1 \
   DUP_GROUP=U SUITE_DUP_GROUP=U SIGN="1EFA F759 AED4 8F31 2404 \
   1C46 83B5 3D14 C61B D4C8 831E B89C 9AD2 6BCF C6AB 1E06 E3E1 \
   0A14 526A C8F5 6287 D9DF 3556 40DA 425D FBDD 816D 716E 3185 \
   E857"

【FAQ : よく生じるトラブル】
license.dat のファイル名を間違えないでください。例えば、licence.dat は誤りです。
license.dat ファイルのパーミッションを再度、ご確認ください。 read パーミッションがないと一般ユーザの PGI の使用ができません。
$ ls -l license.dat
-rwxr--r-- 1 root root 1709 Oct 27 11:43 license.dat

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STEP 5 : FLEXlm ライセンスマネージャを再セット、起動

PGI 2015 の FLEXlm ライセンス管理の起動スクリプト(lmgrd.rc)をシステム上(/etc 配下)に登録します。
マシンの再起動後に、自動的に FLEXlm マネージャを立ち上げるために必要なファイルです。この作業が完了後、現在のセッションで、FLEXlm ライセンス管理マネージャを手動起動します。

ライセンスサーバを起動する前の確認事項

Linux のシステム上で以下のことを確認して下さい。
1. license.dat の 1 行目の SERVER 行に記された「ホスト名」が、/etc/hosts 内に登録されているか?
2. その「ホスト名」の IP address が、ifconfig コマンドで出力される eth0 ポートの IP アドレスと同じか。
3. 当該ホストが固定 IP アドレスを持たない DHCP による設定の場合は、ホスト名を localhost とするか、
   もしくは、こちらの FAQ を参考のこと。

�� FLEXlm 起動スクリプト(lmgrd.rc)をシステムに登録する

新規インストールの時だけではなく、バージョンアップの場合であっても、以下のコマンドの実行を行ってください。これは、システムの再起動時に、自動的に FLEXlmマネージャを立ち上げるためのスクリプトを登録するものです。以下の例は、現在まで動作していた 2014 (14.x) 用の /etc/init.d 配下の lmgrd-pgi の内容を上書きする処理を行っています。なお、この場合、システム起動時に自動的に立ち上げるランレベルの設定は、すでに以前のバージョンでなされていることを仮定しています。なお、以下に示した "lmgrd-pgi" と言うファイル名は、任意の名前で結構です。
(注意) 必ず、PGI 2015 の lmgrd.rc ファイルを上書きして、/etc/init.d/配下に登録してください。

【32ビット専用製品の場合】

  # cp $PGI/linux86/2015/bin/lmgrd.rc /etc/init.d/lmgrd-pgi

【32ビット/64ビット共用製品の場合】

  # cp $PGI/linux86-64/2015/bin/lmgrd.rc /etc/init.d/lmgrd-pgi 
 
念のため、現在のシステム起動時に設定されているランレベルを確認する
以下の chkconfig コマンドで、3, 5 が on となっているはずです

 # chkconfig --list | grep lmgrd-pgi
  lmgrd-pgi     0:off  1:off  2:off  3:on   4:off  5:on   6:off

もし、3, 5 が on になっていない場合は、以下のコマンドを実行してください

  # chkconfig --add lmgrd-pgi

-----------------------------------------------------------------------
Ubuntu Linux の場合は、chkconfig コマンドがないため、
sysv-rc-confコマンドを使用します。

# cd /etc/init.d
$ sysv-rc-conf lmgrd-pgi on
# sysv-rc-conf --list | grep lmgrd-pgi
lmgrd-pgi  1:off 2:off 3:on 4:off 5:on
(関連事項) マシンの再起動後に、自動的に FLEXlm マネージャを立ち上げる設定
以下の FAQ の内容(設定)は、初回のPGI のインストール時に行われているはずです。
 --> FAQ(3) No.11

�◆�FLEXlm ライセンスマネージャを手動起動する

次に、現在のセッションで、本作業の最初に停止した FLEXlm マネージャの手動再起動を行います。OS により、以下のどちらかで起動してください。これで、全てのインストール作業の終了です。なお、ライセンスマネージャに関わる詳細については、ご提供しました「インストールの手引き」を合わせてご覧ください。 また、デーモンが正常に起動したかの確認方法は、ps コマンドで lmgrd プロセス, pgroupd プロセスの存在をご確認ください。

# /etc/init.d/lmgrd-pgi start 

※ FLEXlm ライセンスマネージャの起動に係るトラブルを記録したログファイルに関しては、こちらのFAQをご参照ください。

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STEP 6 : 一般ユーザの環境変数の設定

ここからは、一般ユーザ環境の設定の変更です。まず、PGI コンパイラを利用する場合の環境変数、パスの設定には以下のものが必要です。(ログインシェルの設定:$HOME/.bashrc 等)
バージョンアップの場合は、現在、PGI 2014 (PGI 14.x;”x" は、リビジョンリビジョン番号)を使用している場合、以下の環境変数/パスが設定されていると思います。この現在の PATH の設定に $PGI/linux86-64/2014/bin が含まれていますが、 リリース 2015 を使用する場合は、下記のように 2 行目、3 行目の"2014" を "2015" に変更してください。 後は、source .basrc 等で flush してください。これで新しい リリース 2015 の使用が可能となります。PATH 環境変数に関する詳細な説明は、こちらにあります。

なお、PGI 2015 をインストールしたディレクトリが、デフォルトの /opt/pgi の場合は、以下の環境変数 "PGI" を /opt/pgi としてください。なお、 PGI 7.1 から MPICH 環境が装備されましたので、これに関するコマンドの PATH の指定も行います。

【32ビット環境の場合】
   export PGI=/opt/pgi  (コンパイラの installation directoryを定義)
   export PATH=$PGI/linux86/2015/bin:$PATH export PATH=$PGI/linux86/2015/mpi/mpich/bin:$PATH
   export MANPATH=$MANPATH:$PGI/linux86/2015/man
   export LM_LICENSE_FILE=$PGI/license.dat 【64ビット環境の場合】
   export PGI=/opt/pgi  (コンパイラの installation directoryを定義)
   export PATH=$PGI/linux86-64/2015/bin:$PATH export PATH=$PGI/linux86-64/2015/mpi/mpich/bin:$PATH
   export MANPATH=$MANPATH:$PGI/linux86-64/2015/man
   export LM_LICENSE_FILE=$PGI/license.dat

PGI 用の環境変数の設定、MPICH 用の PATH の設定を行うためのシェル・スクリプトが $PGI/linux86{-64}/15.x 配下に存在します。PGI 用の設定スクリプトは、pgi.{csh.sh} ファイル、MPICH 用は、mpi.{csh,sh} ファイルとして用意しております。この内容をユーザの初期シェルファイル(.bashrc 等)にコピーしても構いません。


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(ご参考)古いバージョンと新バージョンを切り替えて使用する

新規にインストールしたPGI コンパイラのバージョンと旧バージョンを切り替えて使いたい場合は、二つの方法があります。この前提としては、旧バージョンも削除せず、残してある場合に限ります。なお、ライセンス・キーは、「下位バージョンの互換性」を有しておりますので、過去の PGI バージョンもご利用になれます。
【ご参考となる FAQ】
 「最新バージョンだけでなく、過去のバージョンも同時にインストールして各々動作しますか 」

� �コンパイラ・オプションで指定する。オプション -V{Release_number} を指定することにより、指定されたバージョン番号のコンパイラが使用され、コンパイルすることができます。
(例) pgf90 -V13.10 test.f90 (PGI 13.10 のコンパイラを使用してコンパイルされます)
    pgf90 -V14.9 test.f90 (PGI 2014 の149 のコンパイラを使用してコンパイルされます)

�◆ヽ謄罅璽兇離蹈哀ぅ鵐轡Д襪農瀋蠅垢襯僖后�PATH)の設定をその都度、変更してください。即ち、ユーザのパス設定変更で使い分けることができます。(デフォルトの使用バージョンを指定することに等しい)
バージョンが 2015 としてシステム上デフォルト設定されている場合で、 14.10 をデフォルトにしたい場合は、現在のユーザ環境変数 PATH の設定の中の $PGI/linux86-64/2015/bin の "2015" を "14.10" に変更してください。 後は、source .basrc 等で flush してください。これでPGI コンパイラ 14.10 がデフォルトで使用可能となります。14.10 以前のバージョンの場合でも、同じように、そのバージョン番号に変更してください。

【32ビット専用製品の場合】
   export PGI=/opt/pgi  (コンパイラの installation directoryを定義)
   export PATH=$PGI/linux86/14.10/bin:$PATH 【32ビット/64ビット共用製品の場合】
   export PGI=/opt/pgi  (コンパイラの installation directoryを定義)
   export PATH=$PGI/linux86-64/14.10/bin:$PATH

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旧バージョンのコンパイラ・ソフトウェアの削除

もし、 disk 容量に余裕があるのでしたら、旧 15.x (PGI 2014) 以前のコンパイラ・バイナリはそのまま残すことができます。新バージョンに移行しての一定期間は、旧バージョンを残すことをお勧めします。また、消去したい場合は、ルート権限で以下の directory まで移動して 14.x の directory 配下を削除できます。同様に、他の以前のバージョンも存在するならば、同様に削除できます。

    cd /opt/pgi/linux86/
    ls           
    2014 14.9 2015 15.1
    rm -rf 2014 14.9  (2014 バージョンを削除する場合)

    cd /opt/pgi/linux86-64/
      ls       
    2014 14.9 2015 15.1
    rm -rf 2014 14.9  (2014 バージョンを削除する場合)

インストール時の問題に関するFAQ

インストール時に起きるトラブル、問題に対する FAQ を纏めてあります。こちらのページでご覧ください。







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