▶ インストール手続においての留意点、大まかな作業方針
インストールの手順・方針
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サポートするプラットフォーム(参照URL)
- RHEL 7.3, 7.4, 7.5, 7.5 (Pegas), 7.6, 7.6 (Pegas), 7.7, 8.1, Ubuntu 16.04, 18.04
- GCC toolchain: 4.8.5, 5.4.0, 7.2.1, 7.3.0, 7.4.0
- CUDA Toolkit versions: 10.0 driver version 410.45, 410.129 9
10.1 driver version 418.87
10.2 driver version 440.33.01
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PGIの個人アカウント(登録e-mail address)とご自身のパスワードをご用意下さい。
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ソフトウェアのダウンロード
- PGIサイトの PGI Professional Edition Download ページから「Linux OpenPOWERプラットフォーム用」のソフトウェアをダウンロードしてください。
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インストール前の準備
- システム内に GNU gcc/g++/gfortran と glibc 等の関連ライブラリパッケージが実装されていることを確認する
- PGI Accelerator (GPU) 機能を実行時に使用する場合は、NVIDIA CUDA ドライバーを実装してください。なお、コンパイルするだけであれば、CUDA ドライバーのインストールは必要ありません。(参考)cuda-toolkit-version
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PGIソフトウェアをインストール(参照URL)
- root 権限で、/tmp/PGI 配下に tar ファイルを展開(tar zxpf pgilinux-2019-19x-ppc64le.tar.gz)
- install スクリプトを実行する。"Single-system install"を選択して、以下の選択肢を進める。
- デフォルト /opt/pgi 配下に実装する。これは PGI 実装ディレクトリ内にインストールされる(必須)。
- PGIのインストールフェーズの中で、CUDA toolkit をインストールする(必須)。これは、PGIディレクトリ・ツリーの中の CUDA コンポーネントとなる。同じシステム内に NVIDIA 標準 CUDA Toolkit 実装とは別のものとなり、これらは影響し合わない。
- 2020総称ディレクトリ内に PGI 20.x のシンボリックリンクを作成する(Yes)。
- Open MPI をインストールする(Yes)。
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ライセンス管理
- PGIソフトウェアをインストール時、インストール・ディレクトリ(/opt/pgi) 配下に、license.pgi という名前のファイルに一時ライセンスキーが置かれます。
- (1台のみでコンパイラを使用する場合)弊社から送付された「正規ライセンスファイル」を既存の /opt/pgi/license.pgi と置き換えます。
- (複数のコンピュータでPGIコンパイラを使用する場合)使用するコンピュータからアクセス可能なパブリックなファイル保管場所を確保します。使用するコンピュータの環境変数 LM_LICENSE_FILE あるいは、PGROUP_LICENSE_FILE に、当該ライセンスファイルのフルパスを設定します。
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Linux ユーザの環境変数の設定。