PGIトップ PGI コンパイラの概要 PGI Professional 製品概要
現在のPGI Professional製品の状況
旧PGIコンパイラ製品の販売は終了しております。新しくブランド名を変更し、無償の NVIDIA HPC SDKソフトウェアとなりましたので、これをご利用ください。
PGI Professional は、PGI が提供する CPU ならびに GPU 用の全てのコンパイラ機能を含み、購入時点のリリースあるいは、それ以前のリリース・ソフトウェアを使用できる「永続ライセンス」が付いた有償「ライセンス製品」です。さらに「ライセンス製品」のオプションとして、最新の機能の追加や性能向上やバグフィックス等を適用した最新版へのバージョンアップサービスや技術サポートを受けることができる「サブスクリプション」を購入することができます。この PGI Professional エディションは、製品ソフトウェア開発のために最先端のコンパイラとサポートを必要とする HPC ユーザのためのものです。
コンパイラと付属ユーティリティ詳細 |
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※Windows版には 現在、MS-MPIライブラリは付属していません。
コンパイラ言語が準拠している規約 |
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(廃止項目)
※2020年のリリースから PGDBGデバッガの提供を終了しました(開発終了)。
(補足)
Windows 版製品には、C++ 言語コンパイラは提供されません (終息)。
Windows版ライセンスにバンドルしていた Visual Studio 統合化可能な PGI Visual Fortran(PVF) ソフトウェアの提供は、2018年9月1日以降、行われません(新規販売による提供を終了し、PVFソフトウェアは終息しました)。
Windows 版製品(Windows版の詳細説明)
PGI コンパイラ・ソフトウェアの概要
PGI Professional Edition は、常にコンパイラ技術の先頭を歩んできた PGI の科学技術並びにエンジニアリング分野におけるフラグシップ・コンパイラを全て含んだ製品です。本製品には、MPI/OpenMP 対応の GUI ベースのシンボリック・デバッガ PGDBG 並びに OpenACC/OpenMP 対応の性能評価プロファイラ PGPROF の各ユーティリティが含まれます。コンパイラの最適化技術は、卓越したプログラム分析機能を提供、1 パスのプロシジャー間の最適化(IPA)、プロファイルに基づく最適化(PFI/PFO)、自動ベクトル化機能、データ・プリフェッチ機能、OpenMP 4.5 マルチコア対応自動並列化機能等のアプリケーションの高速化を支援する機能を有しております。なお、OpenMP 4.5の GPU offload 機能は提供しておりません。
また、PGI コンパイラには、NVIDIA CUDA 対応 GPU を対象とした CUDA Fortran 拡張機能やアクセラレータ用の OpenACC 2.6 ディレクティブベースの並列プログラミングの実装が含まれています。
プログラム言語
PGI Fortran は、PGI のネイティブな並列化機能と最新の最適化機能を具備した、F77、F2003準拠の各コンパイラを提供し、Linux、Windowsの各オペレーティング・システム上の 64ビットの x86 プロセッサならびに OpenPower プロセッサに最適化対応します。 なお、F2003 は、ISO 規格 Fortran 2003 に完全準拠しております。これらのコンパイラは、高度な科学技術のアプリケーションの開発とそのメンテナンスで要求される機能、品質、そして信頼性を提供します。
PGI C/C++ は PGI のネイティブな並列化機能と最新の最適化機能を具備した、OpenMP / OpenACC 対応の GNU 互換 C++17 および ANSI C11 コンパイラを含んでいます。PGI C++ コンパイラ(Linux版)は、GNU GCC g++ 4.8 ~ 8.1 との ABI 互換性を有します。また、PGI C++ コンパイラは、現在でも提案されている ANSI 標準に追従し、C++14 仕様(pgc++ コマンド、Linux版)をサポートします。C++ 関数は、全ての PGI Fortran と PGI C の関数と互換性をもちます。PGI Fortran は、industry standard である ISO_C_BINDING をサポートするため、簡単に Fortran、C、C++ 言語間の引数の引き渡しや手続きの呼び出しが可能となります。
並列化機能
これらのコンパイラでは、 コンパイラオプションの設定によりプログラムの自動並列化が可能となるだけではなく、 OpenMP4.5 の directive/pragma 行を明示的に指定することにより、threads コールなしに効果的な並列プログラミングが可能となります。なお、実行モジュールはランタイム使用料なしで、PGI コンパイラがインストールされていない任意の互換性をもつシステム上で実行することができます。また、MPI プログラムに対しては、Linux 版の場合には、MPI-3 規格に準拠した Open MPI 3.1.3 が付属しています。直ぐにマルチコア上で MPI プロセス実行が可能です。オプションの指定で直ぐにコンパイルできるようになっております。なお MPI 実行並列プロセス数には、ライセンスによる制限はありません。
Windows版について
Windows 版の PGI コンパイラ製品は、「コマンドレベル」で使用するコンパイラです。これらは、Linux とほぼ同じ機能を提供します。Windows 版の場合は、マイクロソフト Visual Studio IDE 環境との統合はできませんのでご注意下さい。
Windows版の使用インタフェース
Windows 版のコマンド・インタフェース環境は、Linux の Cygwin bash シェル環境を提供(同様に DOSプロンプト環境も提供)しています。これは、Linux の BASH シェル環境と同様なものであり、使い慣れた UNIX/Linuxコマンド(vi, cp, sed, awk, grep, make等)を使用して、プログラムの開発が可能です。従って、Linux 上での PGI コンパイラオプションと同じ形態でコンパイラを使用できます。本製品を利用するにあたって Microsoft Open Tools (Microsoft が提供するリンカー等のツール、ライブラリ、インクルードファイル等) を予め、別途インストールして頂く必要があります。これにより、Microsoft のネイティブな開発環境を利用しますので、Micorosoft Visual C プログラム と相互互換性を有します。
NVIDIA GPU用アクセラレータ機能
GPU/Accelerator 用のPGIアクセラレータコンパイル機能については、こちらをご覧下さい。
動作環境・システム要件
対応プロセッサ
対応GPU(PGIアクセラレータコンパイラ対応)
推奨オペレーティングシステム
メモリ容量
ハードディスク容量
周辺機器、その他
言語コンパイラ ツール |
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コード 最適化機能 |
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その他の機能 |
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各言語、機能 特徴 |
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Windows版 特記事項 |
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PGIコンパイラ最適化機能
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※本ページに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。