COOL Chips 26 (2023/4/19-21) 参加募集
ML皆様
(重複してお受け取りの際は何卒ご容赦下さい。)
筑波大学の小林 諒平です.
本MLをお借りして,4月19日-21日の期間で開催される IEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips and Systems, COOL Chips 26 の CFPP をご案内致します.
今年は現地開催がメインとなっており(講演はオンラインでも配信予定ですがポスターやバンケットは現地のみ)、
昨年と異なり直前の申込みでも現地参加可能ではありますが、
できればお得なEarly Registration締切の 4/7(金) までにお申し込みください。
COOL Chips 26 Registration: https://www.coolchips.org/2023/registration/
本メールのご案内と合わせ,詳細につきましては下記リンクもご覧ください:
https://www.coolchips.org/2023/call-for-participation/
ぜひご参加を前向きにご検討下さい.
どうぞよろしくお願い致します.
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各位、
COOL Chips 26 組織委員会よりシンポジウムの御案内を致します。
東京大学で開されます COOL Chips 26は今回も学会期間を3日間(4月19日?21日)として、様々なキーノート講演、パネルディスカッション、一般講演、ポスターセッション、そしてスペシャルセッション(初日のみ、旧レクチャーセッション)を行います。
以下では、キーノート講演・パネルディスカッション・スペシャルセッションを簡単に御紹介します。奮っての御参加をお待ち致しております。
【4月19日】
●1番目のスペシャルセッションでは、Georgia TechのHyesoon Kim 様から、
「Vortex: An open-source RISC-V based GPGPU accelerator」と題して講義を頂きます。
RISC-V ISA拡張に基づくGPGPUおよびOpenCL/CUDAをサポートし、FPGA上で動作するオープンソースのVortexプラットフォームについて、アーキテクチャおよびソフトウェアスタックについて説明して頂きます。
●2番目スペシャルセッションでは、Harvard UniversityのVijay Janapa Reddi 様から講義を頂きます。
●1番目のキーノート講演では、九州大学の井上 弘士 様による、
「Next Generation Cryogenic Superconductor Computing – From Classic to Quantum -」というタイトルの講演があります。
マイクロアーキテクチャ、30 GHz以上のマイクロプロセッサ、AIアクセラレータ、量子コンピュータを含むSFQ研究の歴史を紹介して頂き、新しいデバイスコンピューティングのためのコンピュータアーキテクチャの役割についてお話しして頂きます。
【4月20日】
●2番目のキーノート講演では、IntelのDebendra Das Sharma 様による、
「Compute Express Link (CXL): Shaping the compute landscape」というタイトルの講演があります。
低遅延ロードストア、マルチホスト接続等の機能をもつCXLを紹介して頂き、ロードストアの相互接続とファブリック間の相乗的な進化が、将来のコンピューティングインフラストラクチャにどのように役立つかについて説明して頂きます。
●この日の最後には、東京大学/名古屋大学の荒川 文男 様をオーガナイザー/モデレータとする、
「The Past, Present, and Future of COOLChips」というテーマのパネルディスカッションがあります。
COOLChipsの過去四半世紀を振り返り、現在および過去のCOOLChips組織委員長が、過去25年間の低消費電力・高速マイクロプロセッサおよびシステムの開発についての見解と、その現在の動向および今後25年に向けたCOOLChipsのビジョンを語って頂きます。
パネリストには、東北大学の中村 維男 様、東北大学の小林 広明 様、慶応義塾大学の天野 英晴 様、産業技術総合研究所の内山 邦男 様、東京大学の池田 誠 様に出席頂く予定です。
【4月21日】
●3番目のキーノート講演では、IntelのArijit Biswas 様およびPankaj Kumar 様による、
「Sustainability and Fleet Manageability Innovations with 4th Gen Intel Xeon processor」というタイトルの講演があります。
Intel Xeonプロセッサにおける、電力管理、プラットフォーム監視技術、内蔵アクセラレータのエネルギー使用量の削減などのシステムアーキテクチャアプローチや、新しいテレメトリ機能についてお話しして頂きます。
●4番目のキーノート講演では、RISC-V InternationalのMark Himelstein 様による、
「RISC-V Robust Ecosystem」というタイトルの講演があります。
RISC-Vの現状と、EDAツール、ファームウェア、オペレーティングシステム、ランタイムインフラストラクチャ、アプリケーションなどのRISC-Vのソフトウェアエコシステムについて説明して頂きます。
●5番目のキーノート講演では、IBMの石崎 一明 様による、
「AI Software stack: enabling co-optimizations on Deep Learning frameworks」というタイトルの講演があります。
高い電力性能を実現するためのAIアクセラレータのハードウェア、アルゴリズム、ソフトウェアの最適化についてや、ディープラーニングフレームワークからAIアクセラレータへのコンパイル時の最適化の方法について説明して頂きます。
上記のほかに、11件の一般講演およびポスターセッションも予定されています。
プログラム、最新情報およびその他詳しいことは、COOL Chips 26 のホームページ
https://www.coolchips.org/
を御覧下さい。
以上
(As of March 30, 2023)
—
Ryohei KOBAYASHI
University of Tsukuba
Center for Computational Sciences
E-mail: kobayashi at cs.tsukuba.ac.jp