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PGI Visual Fortran 8.0
for Windows インストール方法
ソフテックは、PGI 製品の公認正規代理店です




PGI Visual Fortran 8.0 for Windows(R)

ここでは、Microsoft Visual Studio 2005/2008 の統合開発環境上で使用可能な PGI Visual Fortran 8.0 for Windows(R)のインストール方法について説明します。なお、以下の作業はシステム管理者権限で行ってください。

<< PGI Visual Fortran 概要

正式な PGI Visual Fortran Release Notes (PDF) はこちらでご参照ください


STEP 0 : Webアカウントの確認とその有効化


● PGI Webアカウントの事前確認(新規購入のお客様)

PGI 製品ライセンスを新規に購入したお客様には、購入時のユーザ情報にもとづいて、PGI 社のライセンス管理用の Web アカウントが自動的に作成されております。このアカウント名は、登録ユーザの電子メールアドレスとなっており、本アカウントを最初に使用する前に、「アカウントの有効化(アクティベーション)」が必要です。試用版を使用する場合も事前に Webアカウントの取得とその有効化が必要です。
PGI コンパイラをインストールする前に、必ず、ご自身のWebアカウントの有効化を行ってください。PGI リリース 8.0 から、インストール中に、新規ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップができるようになりました (Windows版のみ)。この手続きは、購入したお客様のWebアカウントが既に有効化されていなければできません。なお、インストール中にこうしたライセンスキーファイルの自動取得を行わずに、従来通り、別途、ご自身で PGI 社のWebサイトから入手する方法もできます。
アカウントの有効化(アクティベーション)に関しては、弊社Webサイトにて、説明しておりますのでご参照ください。アカウントの有効化した後、改めてログインできるかどうかをご確認して下さい。


● 現在使用中のお客様(バージョンアップを行うお客様)の場合

現在、すでに PGI 製品ライセンスを有しており、コンパイラをお使いのお客様は PGI 社のライセンス管理用のWeb アカウントを既にお持ちになっております。したがって、上記で述べたアカウントの有効化の作業は一切必要ありません。
また、上述のように Windows版 PGI リリース8.0 から、インストール中に、新規ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップができるようになりましたが、これは、新規ライセンスキーの取得を目的にした手続きですので、すでに過去のバージョン用にライセンスキーを取得している場合は、インストール中におけるこの自動取得手続きは行わないようにしてください(「行う」かどうかの設問がインストール中に現れます)。なお、たとえ、誤ってライセンスキーの取得手続きを「行う」として進めたとしても、「すでにライセンスキーが存在する」と言うメッセージが返ってくるだけですので、ライセンスの取得手続きをキャンセルすればよいです。大きな問題ではありませんのでご安心ください。
バージョンアップを行う場合、新リリース用のライセンスキーの取得は、別途、PGI社のライセンス管理用のWeb サイトにログインしていただき、新バージョン用のライセンスキーを入手してください。このキーをC:\Program files\PGI\license.datファイルに上書きしてください。

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STEP 1 : インストール前の留意事項



● Microsoft(R) Visual Studio 2005/2008 の事前インストール

PVF は、以下の Microsoft Visual Studio(R) ソフトウェア上で利用できます
(日本語版を予め導入しておくことで、日本語操作メニューで使用可能)
(1) Microsoft(R) Visual Studio 2005 Standard Edition 以上(日本語版) : 別途購入必要
(2) Microsoft(R) Visual Studio 2008 Standard Edition 以上(日本語版) : 別途購入必要
(3) Microsoft(R) Visual Studio 2008 Shell Integrated mode (日本語版) : 無償入手可能

PVFソフトウェアをインストールする前に、必ず、日本語モードの Visual Studio 2005/2008 の導入を行ってください。これによって、Visual Studioの統合開発環境は、日本語環境で使用できます。Visual Studio 2005/2008の導入方法に関しては、以下の資料をご覧ください。


PGI Visual Fortran のためのMicrosoft(R) Visual Studio(R)導入ガイド
(日本語環境Visual Studioの構築)
● PGI Visual Fortran インストール時のディレクトリ構造
  ※ 以下の表示例の 8.0-1 は「リリース・バージョン番号」です。
  • Win32 環境でのデフォルト・インストーレーション・ディレクトリ
      C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\

  • Win64 環境でのデフォルト・インストーレーション・ディレクトリ
      C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\      (64ビットモード)
      C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\  (32ビットモード)
             
  • さらに三つのディレクトリ ( Micorsoft Open Tools、FLEXlm )が生成されます
      C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 8
      C:\Program Files\PGI\flexlm (ライセンス管理マネージャ)


Win64 上でのインストールされるファイルの場所とそのイメージ

デイレクトリ名 内容
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9\PGI Visual Fortran PGI Visual Studio 統合ソフトウェア
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 98\PGI Visual Fortran\Doc PGI Visual Studio ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\bin
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\bin
PGI Workstation 8.0 コンパイラ、ツールのバイナリ (Win64 and Win32)
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\lib
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\lib
PGI Workstation 8.0 コンパイラ、ツールのライブラリ (Win64 and Win32)
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\include
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\include
PGI Workstation 8.0 ヘッダーファイル (Win64 and Win32)
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\REDIST
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\REDIST
再配布用の PGI ランタイムライブラリ (Win64 and Win32)
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\doc
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\doc
ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\src
C:\Program Files (x86)\PGI\win32\8.0-1\src
PVFが提供するモジュールのためのソースコード
C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9 Microsoft ツール群
   ※ 上記は、PGI 8.0-1 バージョンをインストールした場合のパス名です

Win32 上でのインストールされるファイルの場所とそのイメージ

デイレクトリ名 内容
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9\PGI Visual Fortran PGI Visual Studio 統合ソフトウェア
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9\PGI Visual Fortran\Doc PGI Visual Studio ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\bin PGI Workstation 8.0 コンパイラ、ツールのバイナリ
C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\lib PGI Workstation 8.0 コンパイラ、ツールのライブラリ
C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\include PGI Workstation 8.0 ヘッダーファイル
C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\REDIST 再配布用の PGI ランタイムライブラリ
C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\doc ドキュメント
C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\src PVFが提供するモジュールのためのソースコード
C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 9 Microsoft ツール群

   ※ 上記は、PGI 8.0-1 バージョンをインストールした場合のパス名です

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STEP 2 : PGI Visual Fortran ソフトウェアのダウンロード

PVFコンパイラ・ソフトウェアは、Windows OS が32ビットか、あるいは64ビットの種別と使用する Visual Studio のバージョンに応じて、以下の四種類のソフトウェア・ファイルを提供しております。使用する Windows のOS 製品/ Visual Studio のバージョンに合ったソフトウェアを弊社からダウンロードしてください。

 Download PGI Visual Fortran  
32ビットWindowsの場合 64ビットWindowsの場合
PGI Visual Fortran 2005対応 pgivf-vs2005-xxx.exe pgivfx64-vs2005-xxx.exe
PGI Visual Fortran 2008対応 pgivf-vs2008-xxx.exe pgivfx64-vs2008-xxx.exe


① 32ビットWindows用ソフトウェア
本ソフトウェアは、32ビットのWindowsのみにインストール可能です。32ビットモードのコンパイラ・システムがインストールされます。なお、このコンパイラでは、64ビット用の実行モジュールは作成できません。

② 64ビットWindows用ソフトウェア
本ソフトウェアは、64ビットのWindowsのみにインストール可能です。32ビットモードと64ビットモードの二つのコンパイラ・システムがインストールされます。従って、このコンパイラでは、32ビット用並びに64ビット用の実行モジュールを作成できます。


STEP 3 : PGI Visual Fortran のインストール

「管理者」権限でシステムにログオンしてください。ダウンロードした自己解凍形式の pgivf-05(08)-***.exe(32bit専用)、あるいはpgivfx64-05(08)-***.exe (64bit専用) ファイルをダブルクリックすることで、インストールが開始されます。ウィザードに従って、インストール手続きをお進めください。

ウィザード画面は、以下の順番で進行します。

  • PGI License Agreemnet の使用許諾確認
  • ユーザ情報入力(名前、会社名)
  • PGI コンパイラ本体のインストールするディレクトリ(64ビットソフトウェアと32ビットソフトウェア)
    32bit Windowsの場合は、32ビットソフトウェアのみインストールされますので、そのインストールする場所のみの確認を行います)
  • コンパイル時にオブジェクトの一次的な中間ファイル使用するフォルダを指定します。デフォルトは、C:¥temp です。指定されたフォルダは存在しなければ自動的に作成されます。
  • Windowsシステム上に登録される「プログラムフォルダ名」の確認

この後、PGI ソフトウェア本体のインストールが始まります。インストールが終了するまで、多少時間を必要としますが、そのままお待ちください。ソフトウェアのインストールが終了すると終了した旨のウィザード画面が出て、終了します。

なお、インストールの最後のフェーズで、以下のような二つのエラーメッセージが出る場合がありますが、これは無視しても問題ありません。

 DeleteDir(C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\pvf) failed in InstallPVF Compilers

 DeleteFile(“C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\pvf\pgivfx64-ct.exe”) failed because the specified file was not found.

● 新規ライセンスキーファイルの自動取得手続き


インストールは引き続き行われ、以降の手続きは、新規ライセンスキーファイルの自動取得手続きと自動でのライセンスファイルのセットアップとなります。この手続きは、購入したお客様のWebアカウントが既に有効化されていなければいけません。
この手続きの詳細は、こちらのページで説明しております。

以上の作業で、新規に購入したライセンスにおいては、コンパイラのインストール並びに、ライセンスファイルの設置、ライセンス管理マネージャのセットと自動起動のすべての作業が終了します。
STEP 4 以降の手続きは行わなくてもよいです。コンパイラを使用できる状態となります。


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STEP 4 : 正規ライセンスキーの取得(手動取得の場合)

これ以降の説明は、別途ライセンスキーを手動で取得する方法を述べたものです。(ライセンスの自動取得ができなかった方バージョンアップの方)

正式ライセンスキーの取得の際は、PGI 顧客サポート・サイトにログインします。Webブラウザにて、下記PGI 社のサイトにアクセスして、お客様個人用の Web アカウントID とパスワードを入力してください。ログイン後、メニューに従い、ライセンスキーの発行のための操作を行ってください。この方法については、こちらの「PGI コンパイラ・ライセンスの発行」をご覧ください。


新規に、ライセンスキーを別途取得する方法に関しては、「PGI コンパイラ・ライセンスの発行」をご覧ください。
「バージョンアップの目的」の方は、こちらをご覧いただき、新しいライセンスキーを取得してください。

以上の手続きを行いますと、ライセンス表示画面にライセンス・キーが表示されます。この内容を copy & paste して、PGI コンパイラをインストールした Windows システム上のインストール・ディレクトリ(例: C:\Program Files\PGI )下の license.dat の内容を全て書き換えてください。


使用するマシンの環境に合わせて、取得した license.dat の内容を確認します。以下のように、 license.dat の一行目(SERVER 行)は、インストールしたマシンのホスト名であるかを確認してください。二行目(DAEMON 行)は、変更する必要はありません。。以上で、正式ライセンスの取得と設定は終了です。

ファイル名:C:\Program Files\PGI\license.dat

【取得後のサンプル例】
SERVER <hostname> <hostid> 27000
DAEMON pgroupd 
PACKAGE pgi80-pvf pgroupd 8.0 1C6259E01F65 COMPONENTS="pgi-pvf:8.0 \
   pgi-f95-win64:8.0 pgi-f77-win64:8.0 pgi-f95-win32:8.0 \
   pgi-f77-win32:8.0 pgi-dbg:8.0" OPTIONS=SUITE SIGN="1A31 7098 \
   560E 5FFD 04B2 3F95 3ED0 317B 9476 F166 6F30 A1A8 E8A0 22D1 \
   F740 0471 94BE 39A4 AFCD 2470 3D37 8C62 5F63 67B0 BD11 3A53 \
   9144 E493 1251 E778"
FEATURE pgi72-pvf pgroupd 8.0 31-dec-0 1 B005B50D2192 \
   VENDOR_STRING=514474:4:ws HOSTID=001731715acd DUP_GROUP=U \
   SUITE_DUP_GROUP=U TS_OK SIGN="048D 2273 A775 F98B DD04 B933 \
   D9D9 AC13 3BA6 5341 7D20 A91D E008 89E4 BBC6 1629 A12A 602F \
   703F F41E 49E5 04CE 792C C6C4 A054 145E 7D88 D765 BA6C 267B"
(以下、省略)

【 Windows上の hostname
Window のインストール時に、コンピュータのホスト名を定義したはずですが、この名称は、以下の画面で確認できます。「コントロールパネル」 --> 「システム」 --> 「コンピュータ名」 を開くと、以下のような画面が現れ、この中の「コンピュータ名」が hostname となります。これをそのまま、ご使用ください。

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STEP 5 : FLEXlm ライセンスマネージャの起動

ライセンスを管理する FLEXlm マネージャを開始する手続きを行います。一般には、マシンの再起動後に、自動的に FLEXlm マネージャを立ち上がるようになっています。マシンを再起動するか、あるいは、以下の方法で明示的に起動させます。

Windows の「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」を起動します。管理ツールを起動した後、以下のような画面が現れますので、この中の「サービス」をクリックし、その画面を出します。

以下の画面は、Windows システムの「サービス」の開始、終了、再起動をコントロールするものです。この中に、「PGI License Server 」と言う名称のサービスがありますので、それをクリックして選択します。その際、以下のような画面となりますので、「サービスの開始」をクリックし実行してください。これによって、ライセンス管理マネージャ起動し、PGIコンパイラを使用することが出来ます。

以上で、PGI コンパイラのインストールとライセンスの設定は終了です。これ以降、正規ライセンスでご利用になれます。

(FLEXlmライセンスマネージャ関連のトラブル・シューティング)
Microsoft Visual Studio 上で、PGI コンパイラを使用しようとする際に、ライセンスマネージャ関連のエラーメッセージが出たり、あるいは、PGI コンパイラを「コマンド・プロンプト」上で使用する際に、以下のようなエラーメッセージが現れた場合、license.dat が設定されていないか、上記の FLEXlm マネージャが起動していないことが考えれれます。正規ライセンスファイルが、C:\Program files\PGI\license.dat に設定されているか、また、FLEXlm マネージャが動作しているかをご確認ください。

PGI$ pgf90  test.f
pgf90-win64: LICENSE MANAGER PROBLEM: Failed to checkout license
pgf90-win64: LICENSE MANAGER PROBLEM: Cannot connect to license 
server system.
 The license server manager (lmgrd) has not been started yet,
 the wrong port@host or license file is being used, or the
 port or hostname in the license file has been changed.
Feature:       pgf90-win64
Server name:   192.168.0.27
License path:  C:\PROGRA~1\PGI\license.dat;C:\PROGRA~1\PGI/license.dat
FLEXnet Licensing error:-15,10.  
System Error: 10061 "WinSock: Connection refused"
For further information, refer to the FLEXnet Licensing End User Guide,
available at "www.macrovision.com".

その他のライセンスマネージャ関連のメッセージ

  • ‘pvf: LICENSE MANAGER PROBLEM: No such feature exists.’
     PGI Visual Fortran を起動した際に、Flexible License Manager ダイアログが現れ、このメッセージが出た場合は、license.dat ファイルの中に含まれている「ライセンスキー」が正しくないことを意味します。従って、正規キーが含まれたの license.dat ファイルであるかをご確認下さい。
  • ‘pvf: LICENSE MANAGER PROBLEM: Cannot connect to license server system.’
     PPGI Visual Fortran を起動した際に、Flexible License Manager ダイアログが現れ、このメッセージが出た場合は、PGI License Server が起動していない原因が考えられます。
  • ローカルコンピュータ上の PGI License Server サービスは起動して停止しました。パフォーマンス、ログ、警告サービスなど、一部のサービスは作業がない場合自動的に停止します。'
     PGI License Server を起動する際に、あるいは、システムの起動時に自動的に PGI License Server が起動された際に、上記のメッセージが出た場合は、、license.dat ファイルの中に含まれている「ライセンスキー」が正しくないことを意味します。
  • ’LICENSE MANAGER PROBLEM: Failed to checkout license’
     PVF のコマンドプロンプトからコンパイラあるいはデバッガを使用した際に、上記のメッセージが現れた場合は、「PGI License Server」が開始されていないことが考えられます。
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Windows 環境に詳しいお客様への追加情報

PGI コンパイラをコマンドプロンプト上で使用する場合の起動バッチファイルは、以下の内容となっております。以下の中で環境変数 PGI は、PGI ソフトウェアをインストールした「ルート・ディレクトリ名」の設定や PATHの設定等が行われております。

【バッチファイルの所在】 C:\Program Files\PGI\win32\8.0-1\pgi.bat
                                                           \pgi.dos.bat

 以下は、32bitの設定の場合。(PGI8.0-1をインストールした場合です) 64bitの設定は、C:\Program Files\PGI\win64\8.0-1\ 配下に存在する set PGI=C:\PROGRA~1\PGI set PATH=C:\Program Files\PGI\flexlm;%PATH% set PATH=C:\Program Files\PGI\Microsoft Open Tools 8\bin;%PATH% set PATH=%PGI%\win32\8.0-1\bin;%PATH% set PATH=C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\Common7\IDE;%PATH% set FLEXLM_BATCH=1 title PGI Visual Fortran 8.0-1 (32-bit) set TMP=C:\temp set PS1=PGI$ echo PGI Visual Fortran 8.0-1 (32-bit) set PATH=.;%PATH% cmd

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LM_LICENSE_FILE 環境変数について

PGI ソフトウェアをデフォルトのインストール場所と異なったところにインストールした場合、LM_LICENSE_FILE 環境変数を明示的に指定することもできます。LM_LICENSE_FILE は、ライセンスファイルの所在を定義する環境変数です。PGI Visual Fortran では、LM_LICENSE_FILE 環境変数の設定は必要ありません。但し、PGI コンパイラに限らず、一般的な FLEXlmライセンス管理によるライセンスファイルの保存場所を変更する場合、あるいはデフォルト値を上書きする場合は、、以下に述べる方法で LM_LICENSE_FILE 環境変数を予めセットしておく必要があります。
PGI Visual Fortran においては、この設定は必要ありませんので、ご注意ください。

Windows(R) 上での環境変数の設定の方法は、こちらのページで詳しく説明しております。この方法に従い、「環境変数」の設定画面を表示します。LM_LICENSE_FILE 環境変数を初めて設定する場合は、「新規」にその値のセットを行ってください。なお、ライセンスファイル名はフルパス記述で行ってください。
もし、LM_LICENSE_FILE 環境変数がすでに別の用途で設定されている場合は、「編集」を選択して、現在の設定値のあとに、セミコロン(;)を付けてその後に、ライセンスファイル名をフルパスで記述・してください。

PGI Visual Fortran のアンインストール

Windows の「コントロールパネル」の中の「プログラムの追加と削除」で行うことが可能です。
(Vistaの場合は、「プログラムと機能」です)

  1. アドミニストレータ権限でログインします。
  2. Visual Studio あるいは、 Visual Studio Help が動作していないことを確認してください。
  3. FLEXlm ライセンス管理マネージャ(上記、 STEP5)を停止してください。
  4. PVF パッケージは、二つのパッケージから成り、これらがインストールされております。一つは、PGI コンパイラ/ツール/ライブラリ群が含まれたパッケージ 【PGI Visual Fortran (compilers only) 6.2-5 と称します】、もう一方は Visual Studio に統合するためのコンポーネント 【PGI Visual Fortran と称します】 となります。これらは、別々に分離してアンインストールが可能です。これによって、コンパイラのみリビジョンアップを行う等、複数のコンパイラ・バージョンを管理する際に PGI コンパイラのみアンインストールが可能となります。
  5. Windows の「コントロールパネル」の中の「プログラムの追加と削除」を開きます。以下の図のように、PGI Visual Fortran に関する二つのパッケージを表示して、アンインストールが必要なパッケージをクリックすることによって、PGI 専用の管理画面が現れますので、その中の「Remove」を選択することによりアンインストールが可能となります。

          Windows(R) の「プログラムの追加と削除」の画面一例






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